当社STOCKCREWの配送代行サービスをご利用いただくときに、契約後どんなやり取りがあるのか、日々の業務では何をする必要があるのかなど、わからないことが多いかと思います。
今回はSTOCKCREWの倉庫業務を新入社員目線で紹介します!物流や配送代行サービスに馴染みのないみなさんが、少しでも私たちのの業務を身近に感じてもらえれば幸いです。
STOCKCREWの拠点の1つ、Tokyo Labo
今回紹介する倉庫の1日は、私が配属になりました東京都江東区にあるTokyo Laboです。ここは通常の倉庫業務(入出荷作業)だけではなく、ピッキングアシストロボット(※1)の実証実験をする倉庫です。
※1:ピッキングアシストロボットの事業取組については以下プレスリリースをご参照ください。
https://keycrew.co.jp/news/press/raas-robocrew/
Tokyo Labo 新入社員社員の1日 -AM 段取りと整理-
10:00 : 出勤⇒倉庫内整理(常に"段取り”を意識!)
TokyoLaboの一日は10:00から始まります。TokyoLaboはまだ新しくできたばかりの倉庫なので、もう1つの拠点のSaitamaDockから運んできた商品の整理が必要な状態です。
商品の整理をするときに倉庫で不可欠な作業が、ロケーション変更です。
ロケーション変更とは、元にあったロケーションから新しいロケーションに移動させる作業のことを言います。
ロケーションとは大きな倉庫内でどこに商品があるか管理するために、商品1つ1つに倉庫内住所(ロケーション)を付与し倉庫管理システム(WMS)内で管理しています。
今回は移動する商品がたくさんありましたので一日がかりで作業を行いました。本や雑貨、シャンプーなど商品ごとに棚への入れ方が違うので段ボールで区切りを作ったり、見た目が似ている商品は離して置くなどの配慮をして1からロケーション作りに取り組みました。
ロケーション変更の作業中に上司より本日の業務タスクの連絡がありました。(この連絡は毎日ドキドキもんです。。。)
本日は①ロケーション変更、②入荷や出荷の作業マニュアルの作成が主なタスクです。既に①ロケーション変更には取り組んでいたのでそのまま業務を続け、その日の段取りを立てながら作業に取り組みました。入荷や出荷の作業マニュアルはその都度メモを取りながら行います。
12:00 : 昼休憩
1時間の休憩をとり午後の出荷作業に備えてご飯をもりもり食べました!
昼休憩中に上司がTokyoLaboに到着されたので軽く談笑をしつつ、午前中に終わらせた仕事の進捗を報告しました。30分ほどで食べ終わり、残りの30分で現在勉強している衛生管理者という資格の勉強をしました。だんだんと法律が絡んできたり、照明の明るさや温湿度の管理などが出てきたりと難しくなってきましたが、自分なりにノートにまとめつつ資格の勉強に励んでいます。
Tokyo Labo 新入社員社員の1日 -PM 出荷作業開始-
午前中に作業していたロケーション変更の続きをやりつつ、14:00から始まる出荷作業(※2)の段取りを考えます。TokyoLaboが担当しているお客様は全部で4社あるので現時点でどのくらい受注が入っているかを確認し、これからどの会社から作業をするか、特殊な作業が無いかなど効率的に動けるスケジューリングを組みます。
※2:STOCKCREWでは、当日出荷対応の受注締切時刻が14:00です。
14:00 : 出荷作業開始(ロボットが大活躍!)
いよいよ弊社のメイン作業となる出荷作業の開始です!
まずは各社ごとに出荷グループをwebシステムで作成。出荷グループとは、作業をするグルーピングのことを指します。STOCKCREWでは、個社別に作業を行うためこの出荷グループ作成が重要な事務作業になります。
その後ピッキングリスト、出荷指示書、納品書を印刷し、印刷まで終わったら次は送り状のPDFを作ります。ごく稀に送り状に記載されている郵便番号と住所が違うことがあるのでエラーになっていないか、どこかに不備はないかなど注意をしながら送り状を取り込みます。(住所エラーがある場合、お客様へ連絡をして正しい住所を確認してもらいます!)
そしてここからがSaitamaDockとTokyoLaboの違うところ!TokyoLaboではロボットを使ったピッキングを行っています!
webシステムから各社のピッキングリストの情報をロボットに送り込み、情報を受け取ったロボットが自ら目的の商品のところまで自走してくれるのです!
私たちは、ロボットが止まっているところにある商品をとり、バーコードを読み取らせるだけ。あとはロボットの指示に従うだけでピッキングが完了します。
ピッキング(商品をロケーションから取り出す作業)が完了したら次は梱包作業に移ります。
梱包作業は宅急便、宅急便コンパクト、ネコポスと配送便の種類によって変わってきます。梱包作業中には、受注の指示は宅急便コンパクトでも実際の商品サイズは入らない場合など梱包作業中もエラーが発生することもあります。
私たちが行う出荷作業は、受注データの取り込みからリスト出し送り状の発行まで様々なことに注意を払いながら行います。
15:00 : オペレーションミーティング(作業進捗の確認)
毎日オペレーションミーティングを行っています。ToykoLaboとSaitamaDockで作業の進捗状況を報告し、現在の状況や次の日の現場人数が足りているか、応援が必要かなどの確認を行います。SaitamaDockでは急な大量出荷が入ることがあるので応援要請が出たときは臨機応変に対応していきます。
16:00 : 出荷作業終了
月曜日は土日休業分の出荷があるため出荷量が多くなり終了時刻も変わりますが、月曜日以外は16:00頃にTokyoLaboの出荷作業を完了し、SaitamaDockに出荷完了の報告を行います。
そこからSaitamaDockがお客様に出荷完了の確定報告を行います。TokyoLaboではなるべく早く出荷を終わらせ出荷完了報告をしなくてはなりません。とは言っても、誤出荷をしては元も子もないので丁寧にかつ速やかに出荷を終わらせています。
出荷完了報告終了後、午前中に作業をしていたロケーション変更の続きを作業します。
ロケーション変更は、商品を移動するだけではありません!商品にあわせた保管方法も考えるひつようがあります。
例えば、段ボールを加工して小さい商品が落ちたり紛れたりしないように工夫します。段ボールの底面だけテープで閉じ、天面は蓋の部分を中に折り曲げて、そのあと見やすいように側面をカッターを使って窓を作るような感じで加工しました。こうすることで一目で商品全体が見えるようになるので、ただ段ボールに入れるよりも格段に作業効率がupします!私事ですが、商品管理をするうちに物の整理整頓が上手くなったような気がします。
(整理整頓については、こちらの記事でも紹介しています。是非ご覧ください!)
この日は上司と1on1ミーティングがあったので、今TokyoLaboで働いてみて感じていること、SaitamaDockとの違いなどを話し合いました。1on1ミーティングとは、週に1回個別に面談する時間です。話す内容は特に決まりが無いため自己紹介・仕事の進捗・趣味のことなど話すため、普段一緒に働かない他部署の人ともコミュニケーションがとれる機会です。
私は元々Saitama Dockの現場社員として勤務していたので、Tokyo Laboとの違いはたくさんありました。
(Saitama Dockの1日も紹介しています!是非こちらもご覧ください。)
事務作業をしたこともなく、お客様からの問い合わせも対応したことがありません。しかし今回TokyoLaboに来て色々なことを学び、経験することができたおかげで成長することができました。まだまだ学ぶことがたくさんありますが一歩一歩着実にこなしていこうと思います!Tokyo Labo利用のお客様も引き続きよろしくお願いいたします!
今回は配送代行サービスをそして、よりSTOCKCREWを知ってもらえるよう日々の業務を新入社員バージョンでお届けしましたがいかがでしたでしょうか?
日々の発送業務に追われて悩んでいる人に少しでも身近に配送代行サービスを感じてもらえれば幸いです。
STOCKCREWの配送代行サービスで日々の入出荷作業はもちろん、商品マスタの設定方法についても記事で紹介しています。配送代行サービスの利用にお悩みの方は是非一度お問い合わせください!お問い合わせはこちらから。