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【2024版】Shopify向け在庫連携システム10選! 在庫管理の効率化で売上拡大へ

作成者: STOCKCREW(公式)|2024年10月08日

もともと在庫管理機能が備わったShopifyですが、外部システムを導入して行う“在庫連携”で、さらなる業務効率化がはかれます。本記事では、Shopify向け在庫連携システムの導入メリットや選び方などを徹底解説。在庫管理でお悩みの事業者は、ぜひご参考ください。

Shopifyの在庫管理で、こんなお悩みありませんか?

「扱う商品数が増えてきて、商品1つ1つの在庫を修正するのが大変になってきた」

「Shopify以外にも複数ECサイトや実店舗を運営していて、在庫状況をリアルタイムで把握するのが難しい」

「需要予測がはずれ、欠品を起こしてしまった」

Shopifyでサイトを開設したばかりで、まだ扱う商品数が少ないときは、Shopifyの標準機能の在庫管理でも充分に対応できるでしょう。ところがEC事業が軌道に乗り出すと、扱う商品の種類・数などが増えたり、販路も拡大したりすることから、Shopifyの標準機能だけでは対応しきれなくなってくることが多いようです。

そこでおすすめしたいのが、Shopifyに外部システムを導入して行う「在庫連携」です。

 

在庫連携とは?

Shopifyの標準機能で行う在庫管理といえば、仕入れや返品などが発生した際に、手動で在庫レベルを調整して管理する方法。いわば「手動式」の在庫管理方法です。

在庫連携とは、この手動式の在庫管理方法をシステムで自動化させ、受注や仕入れの状況に応じて在庫数を常に最新の情報にすることを意味します。

在庫管理にタイムラグが生じると、実際の在庫とシステム上の在庫に差異が生じ、欠品や過剰在庫の原因となります。また商品が「在庫あり」と表示されているのに、実際には在庫がなければ顧客の信頼を失うことにもなります。在庫連携によってこれらの問題を防ぎ、売上の最大化を目指します。

 

 

Shopifyで在庫連携する4つのメリット

Shopifyに外部システムを導入して在庫連携するメリットはたくさんありますが、ここでは代表的な4つをご紹介します。

 

【1】複数の販路チャネルの在庫を自動連携

Shopifyのほかにも、Amazonや楽天などのECモール、自社ECサイト、実店舗など、複数の販売チャネルで事業を展開している企業も多いでしょう。在庫連携システムを導入すれば、各ショップの注文情報を自動的に取り込み、在庫を自動連携できるのが大きなメリットです。

たとえば、Shopify、Amazon、自社ECサイトでA商品を20個販売しているとします。Shopifyで1個売れれば、在庫は19個となります。手動で行う在庫管理の場合は、売れるたびに、Amazonや自社ECサイトの在庫も20→19と修正する必要があります。

いっぽう在庫連携システムを導入すれば、お客さまから注文が入った時点で、自動的にAmazonや自社ECサイトの在庫数を20→19に変更。いちいち各チャネルの注文管理画面を開いて修正する手間がなくなり、在庫管理業務を劇的に効率化できます。

また商品が「在庫切れ」になれば、自動的にAmazonや自社ECサイトも「在庫切れ」の表示に切り替え。在庫切れの商品に注文が入ってしまう“売り越し”のリスクを削減します。

 

【2】従業員の負担軽減とミス防止

手動での在庫調整が不要になり、在庫管理担当者の負担を圧倒的に減らせます。これまで在庫管理に費やしていた時間を、売上や利益に直結するコア業務に充てられるようになり、生産性の向上がはかれます。

また手作業で行う在庫管理では、人為的ミスが避けられません。特に入出庫記録のように頻繁に数字を変更をする作業では、カウントミスや誤入力などの人為的ミスが発生しやすくなります。在庫連携システムで自動化すれば、これらのミスを最小限に防ぐことができます。

 

【3】常に適正在庫を維持してコスト削減

自社が扱う商品がどの程度売れるかを推測する「需要予測」は、欠品や過剰在庫を回避するために、在庫管理担当者の重要なミッション。とはいえ、豊富な知識や経験がない限り、高精度の需要予測を行うことは困難です。

在庫連携システムを導入すれば、過去の販売実績、季節、トレンドなどの豊富なデータを分析しながら、高い精度で需要予測が可能。それをもとに、どれぐらい仕入れたら在庫量を適切に保てるかを自動で計算してくれます。在庫数が適正に保てるようになり、欠品が回避できるのはもちろん、これまで必要以上にかかえていた在庫によって発生していた倉庫スペースや在庫管理にかかる費用の削減につながります。

 

【4】自動出荷により、スピード配送を実現

在庫連携システムの導入により「自動出荷」が実現すれば、商品がお客さまの手元に届くまでの時間を短縮可能。結果として顧客満足度の向上につながります。

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Shopifyと自動で在庫連携可能な発送代行サービスSTOCKCREW

 

おすすめのShopify向け在庫連携システム10選

ここでは、Shopify向け在庫連携システムのおすすめ10種をご紹介します。それぞれの特徴をしっかり理解し、自社に最適のシステムを見つけてください。無料のお試し版を用意しているシステムも多数あります。ぜひ実際に使用してみて、操作性はどうか、自社に適したツールかどうか、どこまでの効果がありそうかなどを確かめてみましょう。

※五十音順での紹介となります。

アシスト店長

  1. 異なる商品コードを合せる必要がない
  2. 在庫配分を設定するだけで各ショップへ自動反映
  3. 顧客のリピーター化に強い

複数サイトにおける受注や出荷通知、在庫管理などを一元化するシステムです。アプリ経由でShopifyとの連携を行うと、Shopifyに入った注文情報が同システムに自動反映。注文によって変動した同システム上の在庫数は、自動でShopifyに取り込まれるしくみになっています。

複数サイトで販売する商品は、「アシストID」という専用コードで紐付け。サイトごとに異なる商品コードを合わせる手間が不要です。

在庫配分を「全店舗一律」「%で指定」などから選ぶだけで、在庫の振り分けを各サイトへと自動反映。在庫調整の労力を削減し、手動によるミスも防げます。

また、顧客条件や購入内容に応じて顧客を7つのグループに分類。顧客ランクを指定して特定のフォローメールを自動送信するなどして、顧客のリピート化を推進します。

 

【提供会社】株式会社ネットショップ支援室
【料金】月額20,000円(~1,000件/SKU数)~、初期費用30,000円(在庫管理機能の場合)
【無料体験】あり

 

★★★詳しくはこちら★★★

 

【2】GoQSystem(ごくーシステム)

  1. 受注件数が増えても変わらない安心の定額
  2. 最短40分で初期設定ができ、システム移行も簡単
  3. 初心者にも分かりやすい画面操作

複数のECサイトでの受注や在庫数を一目で把握できるEC一元管理システムです。Shopifyアプリと連携すれば、各モールやカートの在庫数を自動で更新・連携最短1分間隔で在庫連携が可能なため、把握している在庫数に対して販売数が上回る「売り越し」を防ぐことができます。

4種類のプランが用意されていて、いずれも安心の定額制。導入後に受注件数がどれだけ増えても、利用料金は上乗せされません。

ボタン1つで在庫情報を反映でき、パソコン操作が苦手な人の頼もしい味方。商品マスター登録など手間のかかる作業も不要で、3~4ショップの連携が最短40分で完了するため、すぐに利用開始できるのも魅力です。

画面共有によるフルサポートや、LINEによる土日の緊急時問い合わせ対応などもあり、手厚いサポート体制も嬉しい限りです。

 

【提供会社】株式会社GoQSystem
【料金】月額基本料29,800円、初期費用40,000(受注・在庫連携管理プランの場合)
【無料体験】あり

 

★★★詳しくはこちら★★★

 

【3】シッピーノ

  1. 24時間365日の稼働で、出荷や在庫管理を完全自動化
  2. 在庫数は10分おきに同期
  3. 1,500店舗以上の導入実績

ECサイトの注文を自動で取り込み、物流倉庫への出荷依頼、在庫同期や購入者へのメール対応など、日々の業務を完全に自動化するアプリ。Shopify経由でシッピーノのアプリをインストールすれば、ShopifyやBASEといったECカート、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったECモールと物流業務を連携をすることが可能です。

能をオンにしておけば、注文情報は24時間365日、10分おきに取得され、すぐにShopifyストアの在庫数に反映。問い合わせ対応や在庫データの確認がすぐにできます。

システムは24時間稼働しているので、店舗の定休日でも出荷が可能。休み明けに受注業務に追われることがなくなります。

これまでの実績や機能性が高く評価され、累計で1,500店舗以上の導入実績を誇ります。

【提供会社】シッピーノ株式会社
【料金】月額基本料 1連携につき9,800円+全連携の自動出荷数の合計による従量課金+全ストアのSKU数合計に応じての課金、初期費用0円
【無料体験】あり

★★★詳しくはこちら★★★

 

【4】ネクストエンジン

  1. 導入店舗の成長率は186%(※)
  2. 在庫情報は5分間隔で自動更新
  3. 変化に応じて機能拡張できるカスタマイズ性

ネットショップの運営も行うHamee株式会社が提供するこのシステムは、ECの現場から生まれた便利な機能を豊富に搭載。Shopifyアプリと連携すれば、複数のECサイトの受注や在庫管理が自動化でき、ECサイトの運営が劇的にラクになります。導入店舗の成長率は186%(※)。契約者社数は5,772社(2023年4月末時点)という実績を誇ります。

在庫管理機能では、各ECサイトの在庫情報を5分間隔で自動更新したり、指定した在庫数を下回るとアラートして欠品を防いだりするのが特徴。POSシステムとの連携も可能なので、EC店舗を実店舗を在庫連携させたい事業者におすすめです。

またアプリによる機能のカスタマイズも可能。めまぐるしいEC業界の変化に合わせてアレンジでき、長く使えるのも人気の秘密です。

※Hamee株式会社調べ(2020YoY)

 

【提供会社】Hamee株式会社 
【料金】月額基本料金3,000円+受注件数ごとの従量課金制、初期費用0円
【無料体験】あり

 

★★★詳しくはこちら★★★

 

【5】助ネコEC管理システム 

  1. 各チャネルでの使用コードを紐づけて連携
  2. 直観的に操作でき、利用者の9割が「使いやすい」と評価
  3. 「おもてなし規格認証」の手厚いサポート

助ネコ(sukeneko)EC管理システムは、Shopifyストアや複数のモール、実店舗などをまとめて管理・自動処理できるシステム。Shopifyに連携させると、同システムの在庫管理機能を活用し、各チャネルの在庫をリアルタイムで同期できます。

使用コードが統一されていなくても、それぞれのコードを紐づけて連携してくれるので安心です。

直観的に操作でき、利用店舗の90%が「使いやすい」と評価画面の流れに沿って操作をするだけなので、専門知識や技術を持たない従業員でも扱いやすいと好評です。


またシステム利用者は、手厚いサポートが受けられるのも魅力。その高品質なサポートは、情報通信業界初となる「おもてなし規格認証」を取得しています。

 

【提供会社】株式会社アクアリーフ 
【料金】月額基本料金21,000円、初期費用30,000円(単体契約の場合)
【無料体験】あり

 

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【6】FLAM(フラム) 

  1. 圧倒的な処理スピードで在庫管理業務のロスタイムを最小限に
  2. いつでも最新の状態で使え、カスタイマイズも柔軟
  3. 1日約300円のリーズナブルな利用料金

Shopifyアプリと連携して、販売・仕入・在庫・棚卸しの業務を一元管理するシステムです。誰でも直観的に操作でき、クラウド上のサービスとは思えないほど高速に動作。1,000行の明細も瞬時に表示する圧倒的な処理スピードで、在庫管理業務のロスタイムを最小限にします。

パソコン(Mac、Windows)、タブレット、スマホで利用可能。ネットに接続できる環境であれば、いつでもどこでもアクセス可能です。

年間約70回以上のアップデートは自動的に無料で提供されるため、いつでも最新の機能を使え、手間もコストもいっさい不要。各企業のニーズに合わせて、個別カスタマイズにも対応しています。

初期費用は0円! 1日わずか300円程度と、小規模事業者も導入しやすいリーズナブルな価格設定も魅力の一つです。

 

【提供会社】株式会社フリップロジック 
【料金】月額基本料10,780円、初期費用0円(スタンダードプランの場合)
【無料体験】あり

 

★★★詳しくはこちら★★★

 

【7】mylogi(マイロジ)

  1. OMSもWMSも一元管理でき、効率的な在庫管理
  2. 小規模・小ロットの商品も在庫管理しやすい仕様
  3. 全ての取引先倉庫の在庫を一画面で管理

長年EC運営を行ってきたアートトレーディング株式会社が、今までに得たノウハウを詰め込んだ、EC特化の物流システム。Shopifyからmylogiのアプリをインストールすれば、入出荷管理から在庫管理までEC物流における全てのフローを同システム上で完結させられ、OMS(オーダーマネジメントシステム)、WMS(倉庫管理システム)のどちらも一元管理することができます。

小規模・小ロットの商品に対応していたり、カラー・サイズ管理など細かい管理項目が設定されていたり、EC専業の会社が制作したシステムならではの便利な機能にも注目です。

独自の倉庫管理システムにより、自社倉庫だけでなく「ZOZOTOWN」や「Amazon FBA」といった委託倉庫とも連携可能。各倉庫の在庫を一画面で瞬時に把握することができます。

 

【提供会社】アートトレーディング株式会社 
【料金】月額基本料15,000円(出荷件数300件まで、倉庫数2)、初期費用0円(ベーシックプランの場合)
【無料体験】要問合せ

 

★★★詳しくはこちら★★★

 

【8】まとまるEC店長 

  1. 在庫数の変更は各モールへ一括反映
  2. 月額9,800円~とリーズナブルな料金設定
  3. 安心のサポート体制

Shopifyアプリと連携して、楽天市場やYahoo!ショッピング、ヤフオクストアなどの多モールの在庫を一括管理するシステムです。在庫数に変動があれば、各モールへ一括反映。それぞれのモールに在庫を割り振る必要もなく、販売機会の損失を防げます。

10分ほどの間隔で、24時間365日在庫の更新を実施。リアルタイムで在庫状況が把握できるようになり、欠品や過剰在庫を防ぐことができます。

月額9,800円~利用でき、初期費用やサポート費用は0円。費用面に不安を感じている企業の方も気軽に導入することができます。

「各モールの在庫連携はしたいけど、パソコン操作に自信がない…」といった事業者の方もご安心を。操作は初心者でも簡単なうえ、不明な点があればメールやフリーコールで専任者に気軽に問い合わせが可能です。


【提供会社】株式会社ブランジスタソリューション
【料金】月額基本料9,800円(商品数3,000点まで)〜、初期費用0円
【無料体験】あり



★★★詳しくはこちら★★★

【9】ロジザードZERO

  1. 多種多様な商材に対応できる豊富な機能
  2. 在庫連携方法は2種類から選べる
  3. 「商品軸」と「ロケーション軸」での在庫照会機能を搭載

ロジザードZEROは、倉庫・3PL事業者、EC事業、製造業、卸売業など、さまざまな業種や商材に対応可能なクラウド型WMS(倉庫管理システム)。物流倉庫の実在庫の管理やロケーション管理をしたい人に、特におすすめのシステムです。

アプリを入れると、Shopify経由の注文情報がシステムに自動的に反映。注文によって変動した在庫数をShopifyに連携する際は、「最短10分間隔での自動連携」と、「一日に一度の上書き連携」の2つの方法があり、自社の在庫管理体制によって選べるのが特徴です。

便利な2つの在庫照会機能にも注目。“商品軸”で在庫を確認できる「在庫状況照会」は、お客さまや社内からの問い合わせ対応に便利です。いっぽう“ロケーション軸”で在庫数を確認できる「在庫照会」は、棚に何が入っているかを確認したいときや、在庫ズレが起きた際の見当をつけるのに役立ちます。

 

【提供会社】ロジザード株式会社
【料金】要問合せ
【無料体験】要問合せ

 

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【9】ロジクラ

  1. 複数チャネルの在庫管理が得意
  2. iPhoneを使ったバーコード検品やピッキング作業が可能
  3. 基本機能は永久に無料で利用できる

Shopifyと実店舗といった、複数チャネルの在庫管理を得意とするシステムです。Shopifyとの連携を行うと、Shopify経由の注文と実店舗からの注文の双方を反映。複数人や複数拠点での在庫管理も一元化可能です。

iPhoneを使ったバーコード検品やピッキング作業が行えて、納品書や送り状の発行、追跡番号の記録まで対応可能。 専門的な物流知識がなくても、本格的な在庫管理が行えます。

倉庫の現場に役立つ在庫管理機能も充実しています。専用のスマホアプリで商品のバーコードを読み取るだけで、入荷検品と在庫追加が同時に完了。入荷予定登録機能を活用すれば、数量の不一致や検品漏れを防げます。

1拠点での利用で月300件の出荷数を超えない場合、基本機能が永久無料で利用できる のも特筆すべきポイントです。

 

【提供会社】株式会社ロジクラ
【料金】無料プラン:月額基本料0円、初期費用0円 
    ライトプラン:月額基本料14,800円、初期費用0円
    ※外部サービス連携や送り状作成、棚卸機能つき
【無料体験】あり

 

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まとめ

扱う商品数や販路が増えれば増えるほど、どんどん煩雑になっていく手動での在庫管理業務。売上を上げるために挑戦したいことがたくさんあるいっぽうで、日々の在庫業務に忙殺されている事業者も多いのではないでしょうか。手動での在庫管理ではうまくいかなくなったら、在庫管理を自動化して売上アップもはかれるShopify向け在庫連携システムをぜひ導入してみてください。

 

在庫連携と発送代行サービス

商品を倉庫に預け、注文が入ると自動で発送できる発送代行サービスの活用も重要になります。タイムリーな在庫連携のみならず、発送費用のコストダウンも可能です。

STOCKCREWでは初期費用固定費ゼロ円、かつShopifyと在庫連携・注文連携か可能な業務管理システムの利用料がゼロ円です。是非、STOCKCREWの発送代行についてお問い合わせください!