STOCKCREW JOURNAL

EC物流で業務を効率化!売上がアップする理由を詳しく解説!

作成者: STOCKCREW(公式)|2023年07月02日

ネットショップで売上を向上させるには物流の効率化も必要です。ところが実際に物流を自社ですべてまかなおうとすると意外とコストや手間がかかり、そう簡単には効率化できないのが現実です。そこでおすすめするのが、EC物流へのアウトソーシングです。本記事では、EC物流の活用で業務がどのように効率化するか、それがなぜ売上アップにつながるかについて解説します。

EC物流の活用で売上がアップする理由

まずEC物流にアウトソーシングすることで売上アップにつながる理由から説明しましょう。一般的にネットショップにおける物流業務は、

  1. 商品の入庫
  2. 検品・棚入れ
  3. 在庫保管と管理
  4. ピッキング
  5. 流通加工
  6. 梱包
  7. 出荷(返品対応)

といった流れになります。これらをすべて自社で行おうとすると、以下のような対応が必要となります。

  1. 倉庫の建設や賃借、設備の維持
  2. 倉庫管理システム、配送管理システム、マテハン機器、在庫棚、冷蔵庫・冷凍庫など特殊機器の導入
  3. 作業人材の確保と育成
  4. セキュリティ、作業時の安全対策
  5. 物流システムを適切に稼働させるノウハウとスキル

このような体制と設備を問題なく整えるためには、膨大なコストと手間がかかります。加えて、そのすべてを自社でまかなうとすると、一部のベテラン社員がいなければ作業が進まなくなる、いわゆる属人化が発生することが多く、それに代わる人材を育成するための研修システムの整備も必要になってきます。

ところが、EC物流サービスにアウトソーシングすれば、上記の物流環境が用意されているうえ、プロによってその一部や全部の行程が統括・管理されます。したがって、ネットショップサイドとしては一連の物流業務から完全に解放されると同時に大幅な業務効率化が実現できます。

 

いうまでもなく、ネットショップ経営者の本業は物流業務ではありません。

  1. マーケティング
  2. 自社や商品、サービスのブランディング
  3. 新商品の開発

といった業務が主軸です。とりわけマーケティングとブランディングでは、

  1. サイトの充実とSEO対策
  2. 売上分析
  3. CVRアップ
  4. リピーターの獲得
  5. 見込み客へのアプローチ
  6. キャンペーンやコラボ企画
  7. 広告やSNS対策
  8. イメージアップ戦略

などさまざまな業務が必要になります。

これらに加えて新商品の開発も行うとなると、膨大な時間も必要です。EC物流に物流業務をアウトソーシングできれば、コスト削減による利益の底上げとともに、上記のようなコア業務に集中したり、社内人材をより多く投入したりできるので、売上アップも大いに期待できるのです。これらの動きによって、通期の決算においても業績が目に見えて上昇する例が少なくありません。

効率化する理由1 繁忙期でも柔軟に対応できる

EC物流業務では、繁忙期への対応が非常に重要です。クリスマスやハロウィンといった年中行事はもちろん、急きょ企画した販促キャンペーンや割引サービスなどもあるため、臨機応変な対応が迫られます。短期間のうちに需要が拡大すると、在庫の確保と管理、出荷への対応は多忙を極めるでしょう。そしてこれを乗り切るには、閑散期に比べて多くの作業人材を確保しなければなりません。もしこれらの対応を自社内で行おうとすれば、人員の調整だけでも、コストと手間において大変な負担を強いられます。その点、EC物流サービスは、物流量の急激な増加に耐えうるノウハウやスキル、リソースを保有しているため、安心して任せられます。

効率化する理由2 適正な在庫管理ができる

ネットショップを順調に営業するためには、適正在庫の確保が非常に重要です。在庫が過剰になると現金化が進まずに利益を圧迫することになります。廃棄処分によりさらにコストの無駄が生じる恐れもあります。逆に在庫不足となると、欠品による販売機会の損失が発生するため、売上アップのチャンスを逃したりする結果を招きかねません。

EC物流を活用すると、こちらが把握できていない在庫過多を報告してくれたり、消費期限・賞味期限の確認をしてもらえたりもするので、適正在庫の確保が可能となります。これによりコストの無駄を省き、機会損失を減らすことができれば、確実に利益率が高まるでしょう。

効率化する理由3 正確かつスピーディーなピッキングができる

物流業務において、受注後のスピーディーかつ正確なピッキングは何より大切なプロセスのひとつです。とくにネットショップではtoCがメインとなるため、商品の多様化や少量化、出荷先の増加が顕著です。そのニーズに確実に応えるためには、間違いのないピッキングが不可欠といえるでしょう。この段階で商品を取り違えると、そのまま誤出荷してしまうリスクが高まるので要注意です。

EC物流では、受注後のピッキング指示を電子化し、ハンディーターミナルをつかってピッキングすることでどんな小さな商品でも誤りなくピッキングできます。中には、ピッキングルートもAIなどを使って自動計算されるため、最小の移動距離で効率的に作業を進めることができます。これにより作業時間の短縮化とスピーディーな出荷が実現できるのです。

効率化する理由4 流通加工を一任できる

ネットショップでは、出荷前に商品の組み立てや特殊なラッピング、お中元・お歳暮包装、チラシやカタログの同梱、各種シールの貼付といったさまざまな流通加工が必要となるケースがあります。EC物流ではこのようなニーズにも細かく対応します。

また、せっかく綺麗にラッピングできたとしても、配送中に商品が破損したり段ボールが破れたりすると、ユーザーの利益を損ねてしまいます。もちろんネットショップの評価も下がってしまいます。その点、EC物流では商品の大きさや強度などを考慮し、最適な形で梱包を行います。緩衝材やガムテープを使った補強、「われもの注意」「水濡れ注意」「天地無用」といった配送者への注意喚起を促すシールの添付に至るまで、荷主の利益を損なわない万全な対策が施されるので安心です。

効率化する理由5 不良品・誤出荷が減る

EC物流では、商品が荷主から倉庫に届くと、数量、品番、ロットナンバーなどを確認。さらに破損や誤配送品があれば、在庫棚に収納する前にそれらを除外します。これにより不良品の出荷や誤出荷の確率が激減します。

さらに正確なピッキングと梱包により配送先を間違ったり、購入された商品と別の商品を送ってしまったりといった誤配送のリスクも減らせます。誤配送は商品を回収のうえ、送りなおしたり、取り違えた荷物の所在を突き止めたりするのに非常に手間がかかります。何より顧客の利益を損なうため、ネットショップへの評価が下がる事態に繋がりかねません。これらの多くを回避できるEC物流へのアウトソーシングは非常に利便性が高いといえるのです。

まとめ

EC物流を活用するとネットショップ経営の効率化が進みます。浮いた時間をコアな業務に充てることができるので、売上アップも大いに期待できるでしょう。まだEC物流を利用したことがないというネットショップの皆様は、ぜひ前向きに検討してみてください。その際はぜひSTOCKCREWまでお気軽にお問い合わせください。