STOCKCREW JOURNAL

個人で副業するならネットショップ?おすすめの理由や注意点を解説!

作成者: STOCKCREW(公式)|2023年05月25日

副業といってもさまざまありますが、個人的に行うならネットショップがおすすめです。ただ、実際に始めるとなると何から手をつければよいのかよくわからないのでは?さらに副業となると、勤務先との関係も心配です。そこで今回は、ネットショップが副業におすすめの理由、開設のためにまずすべきこと、また注意点や心構えについても解説します。

ネットショップが副業におすすめの理由

単刀直入にネットショップが個人の副業におすすめするのは、以下の5つの理由からです。

  1. だれでも自宅で始められる
  2. いつでも辞められる
  3. 趣味や特技が活かせる
  4. 新たなつながりが生まれる
  5. 独立できる可能性がある

以下、それぞれについて詳しく解説します。

 

だれでも自宅で始められる

個人で経営するネットショップはパソコンとネット環境さえあれば、だれでも自宅で始められます。自宅なら場所代、光熱費、通信費、交通費といったコストがほぼかかりません。日常生活の延長で十分こと足りるでしょう。しかも24時間・365日昼夜問わず営業し続けられるので、仕事と両立しやすい特徴があります。トラブルがあってもわざわざ会社に出向く必要もありません。早朝でも深夜でも休日でも、緊急対応しやすい点も自宅で開業する利点です。

 

いつでも辞められる

ネットショップはいつでも辞めることが可能です。思うように売上が上がらない、想定以上に時間が取られてストレスがたまる、本業に支障が出たりして続けるのが苦しくなる、といったことが考えられます。これが本業ならそう簡単に辞めるわけにいきません。しかしネットショップであれば、とりあえず出品を停止すれば注文が入ることはなくなりますし、クリックひとつでショップを閉じることもできます。その意味では、非常に気楽といえます。

 

趣味や特技が活かせる

ネットショップでは、好きなものを売ることができます。趣味で集めたものやスポーツ、ファッション、キャンプ、料理といった、好きで続けていることに関連する商材やスキルの販売、さらに手先が器用であればハンドメイド作品を売ることも視野に入れられます。本業とはまったく異なる、自分ならではの世界をもてる充実感は何物にも変えがたい貴重な宝物になるかもしれません。

 

新たなつながりが生まれる

ネットショップを経営すると、ユーザーとの間に今までになかった新たなつながりが生まれる可能性があります。自分の好きなものや世界観を理解してくれるコミュニティができれば、想像以上の新たな幸せを手にできるでしょう。

 

独立できる可能性がある

商品の売れ行きがよくなり、一定以上のファンや顧客が確保できれば独立して本業にできるチャンスもあります。そうなると、特定の組織に縛られず自分の裁量で仕事のやり方を自在にアレンジできる利点が大きく出てきます。

ネットショプ開設のためにすべきこと

ネットショップ開設にあたって、まずは最低限すべきことが4点あります。以下、それらを紹介します。

 

販売する商品を決める

まずネットショップで販売する商品を決めるのが第一です。売りたいものを出品したからといってビジネスとして成り立つとは限りません。自分が取り扱えるもので、かつネットユーザーの需要が一定数確保できる商材を調査のうえで見つけ出す必要があります。

とはいえ「売れる」商品ばかりに注目するのはおすすめできません。そうした商品はライバルが多いからです。できれば自身の知識を活かせ、なおかつある程度の販売数を見込めるようなもの、という尺度で商品選びをすることをおすすめします。

商品の仕入れについての考え方は以下のリンクでも詳しく解説していますので、ぜひチェックてみてください。

【2023年度版】ネットショップ運営完全ガイド〜個人で開業できる?おすすめのサービスは?ネットショップを始める方法を解説

 

出品方法を決める

ネットショップは、自前で開設する方法とECモール、ネットショップ開設サービスといったプラットフォーム(ECカート)やフリマアプリ、オークションサイト、利用する方法に大別できます。自前で開設するのは手間と費用、コーディングスキル、ゼロからの集客などが必要なので副業としてはハードルが高いと言わざるを得ません。その意味では、Amazonや楽天といったECモール、無料でネットショップが開設できるBASEやShopifyといったECカート、さらにメルカリ、ヤフオク!などを利用したほうが、圧倒的にネットショップを開設しやすくなっています。

 

仕入れ先を確保する

商材の仕入れ先を確保することも欠かせません。候補としては、ネットやディスカウントストア、中古品販売店、ドラッグストア、家電良品店、卸売店などがります。メーカーと代理店契約できれば良いですが、特別なつながりがない場合、極めて難しいと考えてください。それより自宅から近いとか、送料がかからない、そして価格が安いといったコストを最小限に抑えることができる仕入れ先の選定が、長く続けるには大切でしょう。

最近はネットを使い、海外から仕入れるという方法も出てきています。これらを活用すればさらに取扱商品の幅を広げられます。

商品をどんなところから、どのように仕入れればよいのかは「個人開業のネットショップの仕入れはどうすればいい?その方法を解説」にまとめていますので、ぜひご参照ください。

 

配送方法を研究する

ネットショップ経営では、商品価格に加えて送料の高さが意外とネックになります。ユーザーは送料込みの商品を圧倒的に好む傾向にあるからです。よって扱う商品やお店のコンセプトにもよりますが、送料込みにするなら全国一律とか、少しでも安価な配送業者、配送メニューを研究する必要があるでしょう。

この場合は、ある程度商品の発送作業が出てきた段階で「発送代行」サービスへの依頼を検討することをおすすめします。発送代行に依頼した場合、送料を大幅に削減できます。個人発送の場合の送料分で発送作業から在庫管理まで行ってもらえる、というケースが商品のサイズによっては出てきます。

ネットショップ経営の注意点

ネットショップを経営するうえでの一般的な注意点を解説します。

 

本業をおろそかにしない

まず大前提として、本業をおろそかにしないことが大切です。その理由は、最初からネットショップ経営で生計を立てるのはほぼ不可能だからです。ネットショップを始める前に、そもそも今の勤務先で副業が許されるのかを就業規則等で確認しておくこともおすすめします。ルール違反となって解雇されてしまうと、大事な生活基盤を失いかねません。そして本業で十分な収入があれば、ネットショップ経営で失敗しても当面心配はありません。

 

収支計算を正確に行う

個人の副業だからといって「どんぶり勘定」は要注意です。ついいくらで売れるかと売上高ばかりが気になりがちですが、思いのほか経費が多くかかる場合もあるので注意が必要です。仕入れはもちろん、利用するECサービスによって初期費用や月額手数料、振込手数料が必要です。さらに段ボールや緩衝材、ガムテープといった梱包材や配送料も含めて、正確なコスト計算とコスト削減の工夫や努力を怠らないことです。

コスト削減の観点からも発送代行サービスの利用はひとつの大きな選択肢になります。発送代行もさまざまなサービスがありますので、自店舗の状況を正確に把握してどのサービスにするかを検討するようにしましょう。

 

確定申告が必要になることがある

個人の副業の場合、ネットショップ経営による年間の所得が20万円を超えると確定申告をしなければなりません。所得は「売上高−経費」という式で算出します。

ちなみにメルカリやラクマといったフリマアプリやヤフオク!のようなオークションサイトの場合は、考え方が異なります。基本的に不要品を出品するのがフリーマーケットやオークションですから、課税対象の所得とはみなされません。ただし、30万円を超える貴金属、書画、骨頂品などは譲渡所得に分類され課税対象となることがあるので注意が必要です。

個人のネットショップにおける税金についての記事は「【2023年版】個人事業主か法人か?ネットショップ運営で知っておきたい税金の話」が参考になりますので、ぜひご一読ください。

まとめ

ネットショップ経営は、個人にとって多くの可能性を秘めたおすすめの副業です。自分だけのお店がもてて、ユーザーともつながることができ、副収入が得られる、と多くのメリットがあります。しかしその反面、ライバルも多いので決して甘く考えてはいけません。本格的に始める場合は、準備を怠らず計画的にスタートするようにしましょう。

ネットショップがある程度起動に乗ってきたら、次の展開も見据えるために業務の効率化をおすすめします。その際に有効になるのが発送代行です。わずらわしい発送業務、在庫管理の手間を省きます。STOCKCREWの発送代行サービスは、多くの個人経営のネットショップ様にご高評いただいています。どのようなことでも構いません、お気軽にお問い合わせください。