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【個人向け】こうすれば簡単!ネットショップの始め方8ステップ!

作成者: STOCKCREW(公式)|2023年06月23日

個人でネットショップを始めるのはとても簡単です。ASP型といったネットショップ開設サービス(ECカート)を利用すれば1日もかからず、しかも初期費用無料でスタートできます。今回は、個人向けにネットショップの始め方を8ステップに分けて解説します。

 

ネットショップを始めよう!

ネットショップは、その気になればとても短期間で開設までこぎつけることができます。パソコンやスマホ、ネット環境があれば自宅でもすぐに始められるます。お気に入りの商品を広く世間に紹介したり、ハンドメイド作品を出品してオリジナルの世界観をユーザーと共有したりできるのは、とても魅力的です。ネットショップを始めるには、以下の8ステップを押さえておけばOKです。

  1. 売る商品を決める
  2. コンセプトとショップ名を決める
  3. ネットショップサービスを決める
  4. 仕入れ先を見つける
  5. 決済方法と配送方法を決める
  6. ネットショップを開設して商品登録を行う
  7. 集客を行う
  8. 検証と改善を行う

手順1:売る商品を決める

ネットショップの主役は商品です。すでに「これを売るためにネットショップを始めたい!」という確固たるものがある場合はそれでよいかもしれません。しかしそうでない場合は、ネットで売れそうなもので、自分が取り扱うことができるカテゴリーやアイテムを選定しましょう。

仕入れるにはお金がかかりますし、商品によって在庫スペースもまちまちです。フルフィルメントといって商品を専門業者にすべて預け、自身は一切在庫管理をしないという便利な方法もあります。売りやすいものはライバルが多いのが一般的です。ニッチな商品は価格競争に巻きこまれるリスクは少ないですが、買い手も少ないです。そのようなこともリサーチしながら、「何を」「いくらくらいで」販売し、「どのようにして管理するのか」という構想を具体化していきましょう。

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手順2:コンセプトとショップ名を決める

売る商品が決まったら、次はネットショップのコンセプトと名前を決めます。イメージカラーやレイアウト、自分は顔見せするのか、オリジナルキャラクターを作るのかなど。高級志向か大衆的にするのか、ターゲットの年齢層や性別、職業、あるいは手作りやオーガニック、産地や直送にこだわるといったコンセプトが明確になるとその後の店作りも進みやすくなるでしょう。

ネーミングも直感的なものにしたり、自分が昔から好きなものや人物などから着想を得たり、経営理念に基づいた名前にするという考え方もあります。オリジナルロゴを作るのもよいかもしれません。

手順3:ネットショップサービスを決める

続いて、ネットショップを開設するプラットフォームを決めます。一から独自開発する方法もありますが、サイト構築の専門スキルが必要だったり、専門業者に委託すると数百万円単位の予算を確保しなければならないので、個人の場合はあまり現実的ではないでしょう。それより、「モール型」か「カート型」のネットショップ開設サービスを利用するのがおすすめです。

モール型
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなど、アカウント登録するとネット上のショッピングモール内に自身のネットショップを開設できます。集客力があるのが魅力ですが、価格競争が激しいというデメリットがあります。

カート型
BASEやShopifyのように、サービス内の機能を使って独立したネットショップを構築する方法です。モール型に比べると独自色が出せて価格競争は少ないものの、集客を自力で行う必要があります。

 

手順4:仕入れ先を見つける

ハンドメイドや自家農園などでないかぎり、商品の仕入れ先を見つける必要があります。メーカーと代理店契約をしたり、卸業者から仕入れたり、他にもディスカウントショップや中古品販売店、ネット販売といったルートが考えられます。海外輸入やOEM(製造をすべて専門業者に委託して自身は販売のみ行う)や無在庫で注文が入ったらメーカーから出荷してもらうドロップシッピングというやり方もあります。

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手順5:決済方法と配送方法を決める

続いて、決済方法と配送方法を決めます。とくに新型コロナウイルス流行を契機にキャッシュレスを中心として決済手段が多様化しています。

  1. クレジットカード決済
  2. スマホ・QRコード決済
  3. キャリア決済
  4. 電子マネー
  5. コンビニ支払い
  6. 銀行振込
  7. 代金引換

自分好みの決済手段がなければ、途中でショッピングをやめてしまうユーザーが少なくないため、決済手段は多いに越したことはないでしょう。

また、扱う商品に最も適した配送業者や配送サービスを見つけておくことも重要です。一定以上の出荷数が確保できれば、配送業者と法人契約のような形で割安に配送してもらえるケースもあるのでよく調べてみることをおすすめします。

 

手順6:ネットショップを開設して商品登録を行う

次に、販売する商品を自身のネットショップに登録していきます。これによりユーザーが閲覧する画面に商品が掲載されます。その際には、商品ページのレイアウトを決めたり、商品画像の掲載や商品説明の記入をしたりすることも必要です。加えて、手順5で決めた決済方法や配送方法、その他必要な機能についても設定しましょう。

また、この段階で行政機関などからの許認可が必要な場合(とくに食品や医薬品など)は、その手続きを済ませておく必要があります。

さらにネットショップは、特定商取引法上の「通信販売」に該当するため、

  1. 事業者の氏名や住所、電話番号
  2. 責任者の氏名
  3. 商品の引渡時期
  4. 販売価格・送料価格
  5. 申込期限
  6. 代金の支払い時期と方法
  7. キャンセルの有無と方法
  8. 広告メールを送る場合のアドレス・許可

などについて掲載しておく義務があります。これに違反すると、行政処分や罰則の対象となるので気をつけましょう。

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手順7:集客を行う

ネットショップにユーザーを呼び込むには集客対策が必要です。主に、

  1. SNSへの投稿や広告
  2. SEO対策
  3. リスティング・動画・ディスプレイ広告
  4. インフルエンサーへの営業
  5. ブログ運営

などの方法が考えられます。

とくにInstagram、Facebook、TwitterといったSNSとネットショップの連携は非常に効果が高いので、ぜひ検討してみてください。

 

手順8 :検証と改善を行う

ネットショップで商品を売り出してすぐに注文が殺到するということはあまり考えられません。あるとすれば、すでに実店舗を経営していて、そこでさばききれないほどの人気商品があり、顧客やファンからの強い要望に応える形でネットショップを始めるといったケースに限られるでしょう。

多くの場合は「集客が足りない」「問い合わせが少ない」「閲覧されても購入につながらない」「リピーターが増えない」といった課題が発生するものです。そこで、その原因を究明しては解決策を講じるというPDCA(計画→実行→検証→改善)サイクルを回していく必要があるでしょう。

  1. もっと良い商品があるのか
  2. 商品説明や画像を改良できないか
  3. 広告やSNSのコンテンツに訴求力があるのか
  4. 価格は適正か
  5. 購入しやすい仕組みか

といった項目にしたがって、冷静かつ客観的にネットショップの運営状況を検証する習慣をもちましょう。

世の中のトレンドや、自身が利用しているネットショップサービスのユーザーが好む商品やカテゴリーは、刻一刻と変化します。その動向を敏感に察知してはショップ経営に即反映させる経営感覚を磨く努力も、ぜひ続けてみてください。

まとめ

ネットショップの開設は決して難しくありません。経費をかけずにスモールスタートできますし、売上アップの方法は数多く存在します。本記事を読んでネットショップ経営のイメージがつかめたら、さらにそれを具体化しながら紹介した手順にしたがって開設を目指してみましょう。

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