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通販ビジネス拡大のチャンスは「発送代行」にあり! 概要、メリット、費用などを完全解説

作成者: STOCKCREW(公式)|2024年8月4日

発送代行で通販事業を拡大――メリット・費用・選び方を完全解説【2026年版】

「発送業務に追われて、肝心の商品企画やマーケティングに時間が割けない」「出荷量が増えて自社対応が限界に近づいている」「誤出荷が増えてきて、レビュー評価が下がり始めた」――通販事業の成長フェーズで、こうした悩みを抱えるEC事業者は少なくありません。

これらの課題をまるごと解決し、事業拡大のチャンスに変えてくれるのが「発送代行」です。本記事では、発送代行の基本から委託できる業務の範囲、導入メリット7つ・デメリット3つ、費用の内訳と相場、業者選びのポイントまで、通販事業者が発送代行を導入する際に知るべき情報を網羅的に解説します。

この記事の内容

  1. そもそも「発送代行」とは?
  2. 発送代行で委託できる業務の全体像
  3. 発送代行は2種類ある――フルフィルメントと3PL
  4. 通販事業者が発送代行を導入する7つのメリット
  5. 知っておくべき発送代行の3つのデメリット
  6. 発送代行にかかる費用の内訳と相場
  7. 失敗しない発送代行業者の選び方
  8. まとめ:発送代行を活用して通販ビジネスを拡大しよう

そもそも「発送代行」とは?

発送代行とは、通販事業者に代わって商品の入荷から検品、在庫管理、ピッキング、梱包、出荷、配送管理までの物流業務を一括して代行してくれるサービスです。「フルフィルメントサービス」「3PL(サードパーティ・ロジスティクス)」とも呼ばれ、EC市場の拡大に伴い導入する事業者が急増しています。

どんな会社が発送代行を提供しているのか

発送代行を提供している事業者は、大きく3つのカテゴリに分かれます。物流倉庫を運営する発送代行の専門業者、ヤマト運輸・日本郵便・佐川急便といった大手運送会社、そして楽天やAmazonなどECモールを運営する会社が自社の出店者向けに提供するサービスです。

個人事業主でも利用できる

「発送代行は大企業が使うもの」と思われがちですが、実は会社規模や荷物の量を問わず、個人事業主でも利用できるサービスは多数あります。むしろ1人ひとりの時間が貴重な小規模事業者や個人事業主こそ、発送代行による業務委託のメリットは大きいといえます。初期費用・固定費0円で1点から利用できるサービスもあるため、スタートアップでもリスクなく始められます。

対応できる商品ジャンル

食品・飲料、アパレル、サプリメント、スポーツ用品、家電など、通信販売で取り扱われる幅広いジャンルに対応しています。ただし、生鮮食品や危険物(消防法で定められたもの)は対応していない業者が多く、大型家具など重量物も断られるケースがあります。化粧品や医薬品も取り扱い可能ですが、必要な許可を取得している業者であることが前提です。自社商品が対応可能かどうかは、事前に業者の公式サイトで確認しましょう。

発送代行で委託できる業務の全体像

発送代行に委託すると、具体的にどの業務をやってもらえるのか。一般的な業務範囲を、物流フローに沿って整理します。

入荷検品・棚入れ 在庫管理リアルタイム同期 ピッキングAMR活用も 検品・梱包ギフト対応可 出荷・発送追跡通知 配送完了お客様へ + 返品対応・カスタマーサポートまで対応する業者もあり
業務 内容
入荷 届いた商品と納品書を確認し、倉庫の所定の場所に保管。セット組みや袋入れの指示があれば入荷時に対応
在庫管理 入荷・出荷による在庫増減をシステムで記録。WMS(倉庫管理システム)でリアルタイムに把握
商品保管 商品の特性に適した環境(常温・冷蔵等)で保管
ピッキング 注文商品を倉庫からピックアップ。ロボット(AMR)を活用する業者も
検品 バーコード照合で出荷依頼情報と一致しているか確認。傷・汚れの状態もチェック
梱包 商品に適した資材で梱包。ギフトラッピングやチラシ同梱にも対応する業者あり
出荷・発送 梱包した商品を配送キャリアに引き渡し、出荷通知メールで追跡情報を送信

STOCKCREWの対応機能では、上記の業務に加え、定期通販の購入回数に応じた同梱物の切り替えや、JANコードによる在庫管理にも標準対応しています。

発送代行は2種類ある――フルフィルメントと3PL

発送代行のサービスは、委託できる業務の範囲によって大きく2つに分けられます。

フルフィルメントサービス 注文〜商品到着までの一連の業務を包括委託 受注・検品・梱包・在庫管理・出荷・代金回収 返品処理・カスタマーサポートまで対応可 少人数で通販事業を立ち上げたい企業に最適 例:FBA、楽天スーパーロジスティクス 3PLサービス 物流業務のみに限定して委託 入荷・保管・ピッキング・梱包・出荷 受注管理やCS対応は自社で行う コストを抑えつつ物流だけ外注したい企業向け 例:独立系発送代行業者

どちらを選ぶかは、自社の体制と委託範囲によって判断しましょう。受注管理やカスタマーサポートも含めてすべてお任せしたいならフルフィルメント型、物流業務だけを切り出して委託し、顧客対応は自社で行いたいなら3PL型が適しています。

通販事業者が発送代行を導入する7つのメリット

発送代行の導入は、通販事業のさまざまな課題を解決し、成長を加速させる効果があります。7つのメリットを順に見ていきましょう。

発送代行導入の7つのメリット 1 コア業務に専念 商品企画・マーケに集中 収益・業績の向上 2 誤出荷を最小化 バーコード管理+ダブルチェック スピード配送も実現 3 波動対応力 セール・SNS話題時も 柔軟に対応可能 4 物流コスト削減 大口契約の配送料割引 自社発送より低コスト 5 倉庫不要 自社の保管スペース 確保が不要に 6 在庫の一元管理 複数モール在庫を 自動連携で効率化 7 CS負担軽減 カスタマーサポートも 委託で対応品質UP

① コア業務に専念できる

発送業務に追われていると、商品の選定・仕入れ、サイト管理、マーケティング、SNS運用といった売上に直結するコア業務が後回しになりがちです。発送代行に物流を委託し、社員がコア業務に専念できる環境をつくれば、収益と業績の向上が見込めます。

② 誤出荷を最小限に抑えスピード配送も実現

発送代行業者は、バーコード管理やダブルチェック、高精度なピッキングロボットの活用など、さまざまな対策で誤出荷を最小限に抑えています。「ネット通販は翌日配送が当たり前」の時代、正確かつスピーディな発送によって顧客満足度を高められるのは大きなメリットです。

③ 突発的な注文増加にも柔軟に対応

大規模セールやSNSでの話題化で注文が急増したとき、自社対応では発送が追いつかなくなることがあります。発送代行なら、自社で臨時スタッフを雇う手間なく、突発的な需要増にも柔軟に対応可能です。大規模倉庫と自動化設備を持つ業者であれば、通常の数倍の出荷にも耐えられます。

④ 物流コストを抑えられる

大量の荷物を扱う発送代行業者は、運送会社から割引を受けやすい立場にあります。自社で個別に配送契約するよりも、発送代行を通じた方が配送料を抑えられるケースが多いのです。発送代行の費用構造について詳しく解説した記事も参考にしてください。

⑤ 倉庫を借りる必要がなくなる

商品数が増えて自社の保管スペースが足りなくなると、貸倉庫の利用を検討することになります。しかし発送代行を利用すれば、業者の倉庫に在庫を保管するため、自社で新たに倉庫を借りる必要がなくなります。賃貸料・管理費・保証金といった固定費の削減にもつながります。

⑥ 在庫管理・受注業務が圧倒的にラクになる

楽天・Amazon・Shopify・BASEなど複数のモール型ECサイトに出店すると、在庫の一元管理が難しくなり、受注業務も煩雑化します。主要なカート・モールとAPI連携している発送代行業者を選べば、受注から発送までの業務を自動化でき、複数モールでの事業展開がスムーズになります。Shopify向け在庫連携システムについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

⑦ カスタマーサポートの負担を減らせる

フルフィルメント型の発送代行なら、返品対応やクレーム対応を含むカスタマーサポートも委託可能です。顧客対応に不慣れなスタートアップ企業にとって、この負担軽減は大きな価値があります。

知っておくべき発送代行の3つのデメリット

メリットの多い発送代行ですが、導入前に知っておくべきデメリットもあります。

① きめ細やかな対応が難しくなる場合がある

「先に注文した商品とまとめて送ってほしい」「急きょ発送をストップしてほしい」など、イレギュラーな要望への対応は、業者によっては難しいことがあります。導入前に、どこまで柔軟な対応が可能かを確認しておきましょう。実際に導入した事業者の声を参考にするのも有効です。

② 個人情報の流出リスク

発送代行では顧客の氏名・住所・電話番号を業者と共有します。プライバシーマークやISMS認証を取得している業者を選び、情報管理体制を必ず確認しましょう。

③ 物流ノウハウが社内に蓄積されない

発送代行に完全委託すると、自社に物流の知見が残りにくくなります。将来的に自社発送に戻す可能性がある場合は、業者から提供される出荷レポートを活用し、物流に関する判断能力を社内に維持する意識が大切です。

発送代行にかかる費用の内訳と相場

発送代行の費用は「固定費」と「変動費」の2つで構成されます。主要な5つの費用項目と相場を整理します。

発送代行の費用内訳と相場 費用項目 区分 相場 基本料金(システム利用料等) 固定費 0〜50,000円/月 入庫費用 変動費 16〜40円/点 保管費用 変動費 4,500〜7,000円/坪/月 梱包費用 変動費 150〜400円/件 配送費用 変動費 400〜600円/件(60〜120サイズ)

業者によって料金表示の方法が異なるため、見積もりを依頼する際は「自社が委託したい業務内容」を細かく伝え、すべての費用を含んだ見積もりを取ることが重要です。配送料だけで判断せず、入庫料・保管料・梱包料・基本料金をすべて含めたCPO(1注文あたりの総コスト)で比較しましょう。無料で見積もり相談ができるサービスを活用するのが効率的です。

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失敗しない発送代行業者の選び方

さまざまな発送代行業者の中から自社に合った1社を選ぶために、注目すべきポイントを整理します。

① コスト比較 自社発送より 安くなるか ② 実績・評判 過去の実績と 顧客レビュー ③ 出荷対応力 小ロット〜大量 出荷に対応可能か ④ 配送品質 配送のスピードと 品質は十分か ⑤ サポート体制 電話・チャット等 迅速な対応可能か

① コスト削減につながるか

発送代行業者の提示金額と、自社で発送する場合にかかる人件費・配送費・倉庫賃貸料・梱包資材費のトータル金額を比較しましょう。「安く見えたが実際は想定以上にかかった」というケースを防ぐため、委託したい業務をすべて盛り込んだ見積もりを必ず取ることが大切です。

② 実績や評判はどうか

導入実績の多い業者は信頼性が高いといえます。顧客の評価やレビュー、導入事例を確認して、実際のサービス品質を把握しましょう。

③ 出荷対応力はあるか

自社の出荷規模に合った業者を選ぶことが重要です。小規模な事業者なら少量発送に対応してくれるか、大規模な事業者なら大量出荷のキャパシティがあるかを確認しましょう。

④ 配送のスピードと品質

発送代行業者が契約している運送会社の品質も重要です。各ECモールでは配送品質が検索順位に影響するため、自社の目指す配送クオリティを実現できるかどうかを確認しましょう。

⑤ サポート体制は整っているか

日々の運用での疑問やトラブル発生時に、迅速に対応してもらえるかも重要なポイントです。電話・メール・チャットなど複数の問い合わせ手段があり、レスポンスの早い業者を選べば安心です。STOCKCREWでは営業時間中のチャットサポートに対応し、契約後のアフターフォローも充実しています。

まとめ:発送代行を活用して通販ビジネスを拡大しよう

ネット通販の競争が激化する中、売上に直結するコア業務に専念できる環境をつくることは、事業成長の必須条件です。発送代行を導入すれば、物流業務のプロに出荷を任せ、商品企画・マーケティング・顧客対応に集中できます。誤出荷の削減、配送スピードの向上、繁忙期対応、コスト最適化、在庫の一元管理といった多面的なメリットが、通販事業の競争力を底上げしてくれるでしょう。

「発送業務に追われている」「物流コストが膨らんできた」と感じているなら、それは業務効率化とコストダウンをはかって通販事業を拡大させる大きなチャンスが来ているサインです。発送代行を上手に活用して、ビジネス拡大のチャンスをつかんでください。

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