最近はネットショップを簡単に開設できたり、フリマアプリが増えたので、以下のような取り組みをされている方も増えているのでは?
・BASEやShopifyなどでネットショップを開設し、自分好みのネットショップオーナに!
・メルカリに登録して手軽に商品販売!
・地方移住のために断捨離!
今回はこうした「販売」にまつわるお話ではなく、効率よく販売するために欠かせない収納・保管の方法を紹介します。部屋の片付けにも使えるアイデア・DIYなので、ぜひご参照ください!
目次
商品販売において重要なポイントは?
ネットショップで商品を仕入れ、それを販売する。また、手持ちの不要なものをフリマアプリに出品する。といった行為の共通点は、保有資産(以下、商品)を売却し、現金化している点です。これは、商品≒現金という考え方ができます。
つまり、これは商品は一定の価値を保有していると考えることができます。しかし、その価値は出品時の状態のものであるため、出品時の状態を保っていないと商品の価値が毀損してしまう可能性があります。
商品を販売するためには、出品時の状態を維持することが重要だということです。個人でネットショップなどを開設し、商品を出品するまでは今ではサービスが充実したため比較的誰でも、そしてどこにいても簡単にできます。そこから購入者が増えていけば、ビジネスとしては一安心といったところ。
しかし問題は、出品する商品がすぐに売れず商品が滞留している時です。いざ購入されたとき、どこにあるかわからない・あったけど汚れてしまった…など商品が出品時の状態を維持できないこともあります。そのためには「保管」をしっかりしておかなければならないのですが、それに関しては「倉庫と保管に関する豆知識」をご参照ください。
そこで今回は、コストをかけずかつ簡単に出品商品を綺麗に陳列できる方法を物流会社目線で紹介します。
捨てる前に!ダンボールを使って簡単収納BOX作成
上の写真は「簡単収納BOX」と名付けた、ダンボールを小加工した収納BOXです。必要な材料は以下の3つだけです。
- ガムテープ
- カッターナイフ
- ダンボール(今回紹介する収納BOXは縦・横・高さの3辺合計が100サイズのものを使用)
※100サイズのダンボールは厚手のアパレルを収納するときにちょうどいいサイズです!新たにダンボールを購入する場合は、このサイズを選ぶことをおすすめします。
簡単収納BOX 作成手順
必要な材料が準備できたら次は組み立てです。とは言え、工程はたったの4つ!
- ダンボールの底面を組み立ててガムテープでとめる
- 写真右側の箱のように長辺2枚と短辺1枚を箱の中に折り込む
- 残った短辺1枚をカッターナイフでカット
- カットした短辺側をコの字型に切り抜く
ちなみに、最後の工程でコの字型に切り抜く理由は、強度確保のためです。残す余白部分は、5cmくらいあれば大丈夫です。
簡単収納BOX 保管方法
今回は作例のひとつとして、作成した収納BOXに洋服を入れてみました。
単純に入れているようですが、このときにもひと工夫してあります。それは"仕分け”です。同じ商品(xxブランドの白TシャツSサイズ)は同じところに集めて保管します。そうすることにより、保管場所からピッキング(商品を指示数取り出すこと)するときに1か所からとれるため、無駄な動きが無く作業ができます。
これはみなさんのご自宅でも同じです!例えば、白TシャツBOX・柄TシャツBOXなど大区分でもいいので分けて収納すれば時間が無い時も探さず・迷わずお目当てのものを見つられるようになります。お試しあれ!
まとめ
えっこれだけ?と思った方もいるかもしれません。しかし物流倉庫ではこうした小さな作業や改善を積み上げたからこそ、大量の商品を保管し日々出荷ができるのです。
ネットショップを開業したばかりのオーナーさんや副業を実施されている人は、事業スタート当初は自宅で保管することもひとつの選択肢だと思います。
しかし、仕入の取引規模が大きくなると自宅の保管スペースがなくなることが想定されます。保管スペースがネックになりネットショップの拡張ができなくなるリスクもあります。そうなったときにはぜひ発送代行サービスを検討してみてください。
発送代行サービスを検討されている方は是非一度STOCKCREWにお問い合わせください!簡単なヒアリングで具体的な見積もりも提出可能です。