STOCKCREW JOURNAL

BASEのショップをデザインするAppsを紹介!独自性を出すならコレ!

作成者: STOCKCREW(公式)|2023年06月01日

誰でも簡単に、かつ無料でネットショップを開設できるBASEですが、テンプレートのままだと、運用に必要な機能が少ないため、実用性に欠けます。そこでおすすめするのが「Apps」です。今回は、数あるBASE Appsの中から、とくに自社サイトのデザイン性を高めることができるものを紹介します。

APPSとは

まず簡単にAppsの概要を説明します。Appsとは、BASEで作成したネットショップの機能をより充実させるアプリケーションで、BASEやBASEと提携するサードパーティーが、共同で提供しています。

Appsは、2022年12月の時点で、トータル84種類あり、今後もショップオーナーの要望に応えるかたちで増えていくと考えられます。今回は、その中でもとくにショップデザインを充実させることができるAppsについて解説します。

なかでもとくに、以下の5つをおすすめします。

  1. HTML編集
  2. ショップロゴ作成
  3. BASEロゴ非表示
  4. お知らせバナー
  5. ページ追加

「BASEロゴ非表示」を除き、すべて無料で利用できるので、その特徴や機能を理解して有効活用するのがおすすめです。以下、ひとつずつ説明していきましょう。

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HTML編集

HTML編集」を使うと、HTMLやCSS、JavaScriptなどを編集できるようになります。これにより、テンプレートのままでは実現できない様々な表現や効果をショップにもたせることができます。例えば、写真を拡大表示したり、動かしたり、ポップアップ表示ができたり、動画コンテンツを埋め込むといった内容です。

このように、動的でダイナミックな演出や見やすいレイアウトが提供できるため、ユーザーの興味を惹きつけて商品購入やお問い合わせといったコンバージョンへと誘導しやすくなります。

具体的な作成方法ですが「BASE Template」というテーマを自由に編集できる機能を使います。しかも作成したテーマは、審査をパスすれば「デザインマーケット」で、他のショップオーナーたちに販売することもできます。このデザインマーケットには、プロのクリエーターが作成したテーマが多数売られており、HTMLなどを編集する際に、このデザインマーケットでお気に入りを購入してアレンジする方法もあります。その方が時間もかからず、クオリティの高いサイトにリニューアルできるでしょう。料金は数千円から、高くとも2万円以内が相場です。もちろん自信があれば、自らの作品をここで売っても構いません。うまくいけばネットショップ経営以外の副収入を得られるチャンスも出てきます。

ただし、HTML編集 Appsを使ううえで、いくつかの注意点があります。まず、前提としてHTMLやCSSといったプログラミング言語の知識やスキルがなければ、使えないということ。BASEからの技術的なサポートは一切受けられないので、自身の責任で行う必要があります。また、本来ならBASEサイドのシステムで、新機能が追加されたり、不具合の修正が行われたりするところを、自分で更新して反映させなければなりません。ちなみに、BASEが不適切と判断したテーマやソースコードは、予告なしに削除されることもあるので、あらかじめその旨も認識しておく必要があるでしょう。

ショップロゴ作成

ショップロゴ作成」では、オリジナルのロゴデザインを作ることができます。ショップの存在をアピールするうえで、名前だけだとどうしてもインパクトに欠けてしまいます。とくに最近は、名の通った企業でロゴのをもたないところはないといっても過言ではありません。ユニクロやトヨタ、アップルなどを例にとっても、逆にロゴがなければ違和感を覚えるのではないでしょうか。

「ショップロゴ作成 Apps」では、社名やその愛称と書体、カラーを選択するという簡単なステップであっという間にオリジナルロゴがデザインできます。しかも何度でも無料で作り直すことが可能です。

外注すれば費用もかかるので、ショップロゴ作成 Appsを使う方が便利でお得でしょう。ただし、ショップロゴはユーザーやクライアントの中に浸透して馴染みを持たれるまでにはそれなりの時間がかかります。よって、途中でコロコロと変えすぎるのは、おすすめできません。作成にあたっては自社のコンセプトや理念をしっかりと決め、それに見合ったデザインをあしらうように心掛けましょう。

 

BASEロゴ非表示

今回紹介するAppsの中で唯一有料なのが、この「BASEロゴ非表示 Apps」です。月額500円が必要です(買い切りではなく、毎月請求があるので要注意)。

テンプレートのままだと、至る所に「BASE」のロゴが表示されてしまうので、オリジナリティに欠ける一因となりかねません。しかし、このAppsを使うとBASEのロゴを非表示にできます。

スマホの場合、ショップページに表示されるロゴを非表示にできるほか、商品詳細画面上の「アプリでお気に入り」ボタンの表示か非表示を選択でき、さらに独自のファビコンが設定できるようになります。


パソコンの場合は、ショップページに表示されるロゴやカート画面のロゴを非表示にしたり、独自のファビコンが設定できるようになります。

さらにクライアントに送る自動送信メールの画面内の「BASE」ロゴも、非表示にできます。これにより自社ブランドの訴求力の向上を期待できます。

なお、デザインマーケットで購入したテーマに限って、ものによっては「BASEロゴ非表示」に対応していないものがあるので注意してください。対応しているかどうかは、購入を希望するテーマの「テーマ情報ー対応Apps」を確認してください。

お知らせバナー

お知らせバナー」を使うと、ショップページの上部に、好きなお知らせバナーを設置できます。

トップ画面に「○月○日までセール開催」や「期間限定△割引き!」「□□円以上のお買い上げで送料無料!」といった具合に、CTA(行動換気)のメッセージを表示することで、ユーザーの購買意欲をかき立てるきっかけとなるでしょう。パソコンではなくスマホからでも、好きなテキストを入力するだけで操作は完了します。リンクを挿入して、商品購入ページに誘導することもできます。

ただし、デザインマーケットで購入したテーマについては、「対応Apps(拡張機能)」からこの「お知らせバナー」が「有効」になっているかどうかを必ず確かめてください。有効でない場合は使えないので注意しましょう。

 

ページ追加

ページ追加」は、メインの商品ページ以外に、ショップサイトのページを増やしたい場合に利用します。

たとえば、実店舗の場所をマップで表示したり、理念や製法のこだわり、創業からの歴史をストーリーにしたり、FAQ(よくある質問)を設置したり、原材料やサプライチェーン、配送方法について詳細を説明する、といった様々な目的で使用することができます。

5ページまでなら追加可能なため、独自性をアピールするにはうってつけな機能です。EC需要が高まり、ネットを使えば場所や時間に関係なく多くのユーザーを獲得できると考えがちになります。確かにそれは一理ありますが、逆にユーザーからすれば、ショップサイトをじっくりと読み込んで、自分が購入すべき商品かを吟味できるようになったともいえます。つまりこうした状況下では、見かけだけの誤魔化しは効かなくなったとも考えられるます。

競合に差をつける意味でも「ページ追加 Apps」でショップサイトに厚みをもたせ、多くのユーザーから広く信頼を獲得する一助にできるとよいでしょう。

まとめ

ショップをデザインするAppsを活用すると、ショップページのオリジナリティが増します。ユーザーへの訴求力も高めることができるので、売り上げアップはもちろん、実店舗がある場合は、そちらへ誘導する効果も高まると期待できます。ぜひ有効利用して、ショップサイトの魅力を極限まで高めてください。

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