「BASE Apps」を利用すると、開設したネットショップにさまざまな機能を追加することができます。BASE Appsの多くは無料なので、実効性のあるショップサイトを構築するためにも、利用しない手はありません。今回は、その中から使うと便利な「コミュニティApp」と「カスタムデザイン名刺App」を取り上げます。
目次
BASE Appsとは
BASEを使えば簡単にネットショップが開設できます。しかしそのままでは限られた機能しか備わっていないため、実際のEC販売のタスクをとうていこなせるものとはいえません。そこでネットショップのオーナーに向けてBASEや提携企業が提供している拡張機能が「BASE Apps」です。
BASE Appsの種類としては
- ショップのルールを設定する
- 商品のルールを設定する
- ショップをデザインする
- 商品を準備・作成する
- お客様を集める
- 売上を向上させる
- ショップの課題を分析する
- ショップ運営を効率化する
- お金を管理する
- その他
以上、全10項目80種類以上が存在します。今回はこの中でも「その他」に区分されている「コミュニティApp」と「カスタムデザイン名刺App」について紹介します。
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コミュニティ
「コミュニティ」は、お客様との関係性を深めるために利用できるアプリです。そのための機能として以下の3つが用意されています。
- 会員限定の有料または無料のコミュニティが作れる
- 会員限定商品を販売できる
- 特定のページにアクセスできるURLを限定配信して、新商品や最新情報のお知らせができる
コミュニティを作ればリピーターが確保しやすくなるうえ、限定商品や利益率の高い商品を販売しやすくなります。気心の知れた有料会員相手なら理不尽なクレームなどの心配も少なくなるので、精神的な負担軽減も期待できます。
「コミュニティ」の内容は
- コミュニティ名を決める
- コミュニティの説明を書く
- 有料の場合は、月額料金を設定する(年額はありません)
- 入金後のありがとうメールの文言を入力する
- 会員限定商品を設定する
- 会員限定URLを設定する
といった手続きで簡単にリリースできます。ちなみに、有料コミュニティを作る場合は、顧客が支払う月額料金の5%がBASEへの手数料となります。つまり、月額料金が1,000円の場合は、50円をBASEに支払うことになります。月額料金は一度決めたら変更できないため注意が必要です。そして、クリックひとつでコミュニティは削除できるため、期間限定のコミュニティを作成することも可能です。
カスタムデザイン名刺
ショップオーナーやショップの名刺をカスタムオーダーできるのが「カスタムデザイン名刺」です。
「whoo」のサービスを使って、世界中のデザイナーのテンプレートから自由にオーダー可能です。テキストや紙質、光沢やマットといった加工、サイズなども選べて、オプション料金を支払えば、スピード作成も依頼できます。1つのデザインに対して最大50種類までの異なる画像を使えるので、50枚単位でオーダーしてすべて異なるデザインにする、という頼み方もできるでしょう。
紙の名刺だけでなく、シールタイプのものや名刺を入れるためのショップ名などを印刷した封筒も作れます。チャットやメール、電話での24時間サポート体制のため、必要な時にいつでも注文できる点もたいへん便利です。
まとめ
BASE Appsは、ほとんどが無料でインストールできるので、使えるものはフル活用するのがおすすめです。BASEだけでなく、今回の「カスタムデザイン名刺App」のように、他の企業の個性的なサービスを割引で利用できるアプリも多数あるので、ぜひ活用を検討してみてください。
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