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もっと重要視すべき!ネットショップの在庫管理

もっと重要視すべき!ネットショップの在庫管理

ネットショップ運営にあたり、重要なのが「在庫管理」。コンパクトなショップでつねに目視で在庫を確認できるとしても、在庫管理は商材の仕入れから売上まで一貫した流れにおいて重要な役割を持つため、ないがしろにすべきではありません。ネットショップ運営の根幹とも言える在庫管理の基本から効率的に行う方法までを解説します。

▼▼▼ネットショップをこれからはじめる方に向け、最初に押さえておくべきポイントをガイドブックにまとめました!是非ご活用ください。▼▼▼

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目次

ネットショップの在庫管理とは?

まず「在庫管理」の基本は、仕入れた商品=在庫の保管に加えて自社の経営規模に応じた適切な在庫、つまり「適正在庫」の確保にあります。在庫管理の基本は、売れた数と在庫数が一致しているかのチェックです。そのために定期的な棚卸し作業を行います。そのほか、適切な在庫確保のために、ニーズの把握や予測にもとづいた発注も行わなければなりません。

こうした在庫管理はあくまでも基本です。ネットショップと実店舗においては、営業時間のしばりがないという大きな違いがあり、在庫管理は実店舗以上にしっかり行い「適正在庫」を確保する必要があります。ニーズの把握や予測によって、この商品は売れると踏んでも、仕入れ額やスペースには限度があります。さらに、あくまでも予測なので思っていたよりも売れなかったというケースが往々にあるため、経理上のマイナスとなる売り逃し、売れ残りをさけるために適正在庫の概念が重要になります。適正在庫についての詳細は「在庫が多いのは何故悪い?〜ネットショップの適正在庫管理を理解する〜」で詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。

そのほか、ネットショップ運営にあたっての基本的な知識については「【2023年度版】ネットショップ運営完全ガイド〜個人で開業できる?おすすめのサービスは?ネットショップを始める方法を解説」にて解説していますのでご確認ください。

話が少しそれましたが、ネットショップならではの営業時間のしばりがない点と在庫管理について説明します。

 

ネットショップで在庫管理がきちんとできいないと……?

実店舗では営業時間が決まっており、その時間外に商品が売れることはありません。また、売り切れが発生しても在庫からの補充など、スタッフが対応できます。しかし、ネットショップの場合、営業日であれば24時間注文が入る可能性があり、在庫切れを起こしてしまってほかのお客さまが購入できない、いわゆる「売り越し」という状況が発生する恐れが多分にあります。

この売り越しはクレームのもととなり、お客さまの信頼を失うばかりか、販売機会の損失、つまり利益損失につながり、なにもいいところがありません。したがって、ネットショップは実店舗以上に在庫管理に気を配る必要があるのです。

 

ネットショップで在庫管理を行うメリット

ネットショップにおける在庫管理を徹底するメリットは、先に紹介した販売機会の損失(=利益損失)やお客さまからのクレーム機会を減らせるほか、有限の在庫保管スペースをしっかり確保できたり、商品の売れる時期、タイミングの見極めを行いやすくなり、適正在庫の確保を行いやすくなるといったメリットが代表的なものとして挙げられます。これらはいずれも売上向上には欠かせない要素です。したがって、在庫管理はネットショップを運営するにあたって必要不可欠なものである、とも言いかえられます。

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ネットショップの在庫管理方法

ネットショップにおいて在庫管理の重要性はご理解いただけたと思います。では、肝心の在庫管理はどのように行えばよいのか、代表的な2つの方法を紹介します。

 

エクセルやフリーソフトを使う

ネットショップを開店したばかりでかつ、商材数が少ない(数点程度)のであれば、エクセルやフリーソフトでの在庫管理が真っ先に思い浮かぶと思います。エクセルは多数のテンプレートがあり、さらにカスタマイズ性も高いので一見すると使い勝手がよさそうです。実店舗で商材数が少ない、開店から間もないという場合の在庫管理であればこれでも問題ありませんが、ネットショップの在庫管理には不向きです。

エクセルがネットショップの在庫処理に向いていない理由は、ネットショップはオンラインシステムによって運営していますが、そこと連動させられないという点にあります。在庫管理を行うエクセルがネットショップのシステムと連動しない=売り越し発生の危険度が高まることにつながります。

一方、フリーソフトはエクセルでのデメリットを払拭できるようになっているのが特徴です。参考までに、代表的なフリーの在庫管理ソフトを紹介します。

  1. LASK
  2. ロジクラ

LASK

無料かつシンプルなインターフェースでパソコンの操作が苦手な人でも使いやすい在庫管理ソフトが「LASK」です。使い方もLASKをダウンロードしたら、サーバーにアップロードするだけの手軽さです。また、必要な機能を絞っているため、動作が軽快なのも特徴です。エクセルのほか、一般的な帳票作成ソフトとの連携も可能なため、在庫管理と帳票作成を簡単にシンクロさせられます。

LASK公式サイト

 

ロジクラ

「ロジクラ」の特徴は、パソコンだけではなくiPhoneにも対応しており、iPhoneでの入出荷管理、在庫確認が可能で、基本機能は無料となっています。無料プランでも商品数の登録は無制限、一括登録は100件まで可能になっているため、ネットショップがある程度の規模になるまではロジクラだけでも十分にまかなえると言えるでしょう。

ロジクラ公式サイト

 

無料と言われているサービスは、無料で使える範囲は決まっています。ネットショップが拡大した際にはそれだけでは補いきれなくなる可能性が高いため、有料化して利用する場合がほとんどとなります。

 

倉庫管理システム(WMS)を利用した発送代行サービスを導入する

ネットショップが拡大してくると在庫数が増え、これまで自宅など身近なところに保管できていても、単純に在庫スペースが手狭になってしまいます。また、取り扱い商品数も増えるために在庫管理の工数も増えてきます。そうなると管理が不十分となり、さまざまなトラブルの原因にもつながります。

こうなる前におすすめしたいのが「倉庫管理システム(WMS)」を使った発送代行サービスの利用です。倉庫管理システムとは、倉庫スペースの管理や入出荷による在庫の変動をリアルタイムで行うため、在庫管理の面で大きな恩恵を受けられます。そのほかにも商品の移動履歴、発送段階で保管場所をリストアップするシステムが構築されているため、配送ミスの軽減などの業務改善にもつなげられます。

 

ネットショップの在庫管理なら「STOCKCREW」

ネットショップを立ち上げたものの、在庫管理について学ぶ時間がない、また在庫管理に追われてしまっているのであれば、ぜひ一度「STOCKCREW」をお試しください。STOCKCREWは商品1点からのお取り扱いも可能です。初期費用や固定費がかからない従量課金の料金体系、さらに最低契約期間のしばりもありませんので、ネットショップの規模に関わらずお試しいただけます。

在庫管理に関しては管理システムを導入し、ミスなく発送~帳票作業まで完結させられるだけではなく、福袋を作りたい、定期販売で回数ごとに異なる販促チラシを入れて発送したいといった、一歩進んだ在庫管理を実現できます。

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