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ネットショップの配送方法を徹底解説【ヤマト・佐川・郵便比較】

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ネットショップ運営で商品原価と並んでコストの大部分を占める配送費用ですが、商材によっては配送方法次第で大きくコストが変わってきます。今回は配送サービスを提供する大手3社のネットショップ運営でよく使われるサービスを中心にメリットとデメリットをまとめております。

宅配大手3社の特徴

まず、宅配大手三社の市場シェアを見てみましょう。2021年の日本全体の宅配貨物の配送実績は約46億個で2020年の45億個に対して約2%(1億個)の増加でした。日本国民が約1億2000万人ですので、一人当たりだいたい4個弱の貨物を受け取っている計算になります。その内、大手三社が運んでいる個数は以下の通りです。つまり、ネットショップ運営の観点で言えば、この三社のサービスさえ把握しておけば問題ないということがわかります。

  1. ヤマト運輸  23億個
  2. 佐川急便   14億個
  3. 日本郵便   10億個

宅配業界は大手三社で全体の98%のシェアを占めている!

 

では、早速大手3社の提供するサービスの中でネットショップ運営社が知っておきたいサービスを紹介していきます。以下の順番で紹介していきますので興味のある部分をご参照ください!

  1. DMサイズの配送方法
  2. 宅配便サイズの配送方法

DMサイズの配送方法

では、はじめにDMサイズの配送方法について紹介します。DMサイズ配送できる商材は以下の通りです。

  1. Tシャツ等のアパレル商材
  2. 化粧品、コスメ等の小サイズ商材
  3. アクセサリー等の雑貨商材

 

ヤマト運輸のネコポス配送

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サイズ:縦31.2㎝以内・横22.8㎝以内・厚さ2.5㎝以内

 

  1. ポスト投函による配送
  2. 全国一律料金
  3. 全国翌日配送
  4. 配送追跡可能
  5. 代引き非対応

ネコポス 配送の強みはヤマト運輸の提供する宅配便と同じ輸送・配送モードで配達されるため、納期やカスタマー対応が安定している点です。また、集荷時間も宅配便と同じ時間になるので、消費者の手元に届くまでの時間も本州域内であれば、翌日には届きます

 

日本郵便の定形外(規格内)配送

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サイズ:縦34㎝以内・横25㎝以内・厚さ3㎝以内
※(重量別料金)

  1. ポスト投函による配送
  2. 全国一律料金
  3. 重量によっては低価格
  4. 集荷機能が不安定
  5. 配送追跡不可
  6. 代引き非対応※厳密には可能ですが、ゆうちょ銀行振込等利便性に課題があり利用頻度は少ない印象。

日本郵便の定形外(規格内)の配送はDM配送のなかでは一番低価格で配送できる配送方法になります。ただ、物流センターからの出荷時の集荷機能が日によってキャパシティに制約があり、翌日集荷扱いになったり、支店によっては休日の仕分けが非対応であったりと納期が安定しません。また、配送追跡にも対応していないため、消費者から問い合わせがあった際に対応することが難しくなります

 

日本郵便のゆうパケ配送

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サイズ:縦34㎝以内・厚さ1㎝/2㎝/3㎝以内・三辺合計60㎝以内
※(厚さ別料金)

  1. ポスト投函による配送
  2. 全国一律料金
  3. 厚さによっては低価格
  4. 集荷機能が不安定
  5. 配送追跡可能
  6. 代引き非対応

日本郵便のゆうパケはネコポス と並んでメジャーなDM配送方法になります。特徴としては長辺が若干ネコポスより長いのと厚さで料金が刻まれているので厚さが2㎝以内で発送できる商品は割安になります。一方で日本郵便の集荷能力が安定しないことは定形外と同様であり納期を厳格に運用している場合は少し不安が残ります。定形外との比較で言えば追跡可能であることが一番大きなメリットになります。

 

DM配送の各社サービスのメリット・デメリットまとめ

 

  ヤマト運輸 ネコポス  日本郵便 定形外(規格内) 日本郵便 ゆうパケ
コスト ○※特に厚さ2㎝以内
集荷能力
料金体系 1サイズ 全国一律 重量別 全国一律 厚さ別 全国一律
配送追跡 ×
代引き × ×※厳密には可能 ×

 

商材や販売手法によってどれが最適かということが変わってきますので、まずは特徴を抑えて利用することをお勧めします。印象ではありますが、最近のネットショップ運営では配送追跡と納期管理はできて当たり前、という風潮があり、定形外は敬遠されているように感じます。

 

 

宅配便サイズの配送方法

次に宅配便サイズの配送方法について紹介していきます。まずは宅配便の種類を確認しておきましょう。

  1. 通常のサイズ別宅配便
  2. 冷凍冷蔵用の宅配便
  3. 特殊サイズの宅配便
  4. 特殊商材(文書・PC等)の宅配便

基本的にどのサービスもサイズ別・地域別(※配送業では「地帯」と呼ぶことが一般的です。)の料金になっています。では、早速内容を確認していきましょう。

 

ヤマト運輸の「宅急便」

black-cat-1024x350-1この記事のなかでも慎重に使い分けていますが、実は「宅急便」というのはヤマト運輸の登録商標です。なので、佐川急便や日本郵便の宅配便は宅配便ですが、ヤマト運輸の宅配便は宅急便と記載しております。ネットショップを運営する上で知っておきたい特徴は以下の通りです。

 

60サイズ/関東→関東:930円

 

  1. 配達アプリ等の届け先向けのサービスが充実
  2. 離島料金が地帯料金に含まれている。
  3. 宅急便コンパクト(50サイズ)や120サイズ等きめ細かいサイズ設定
  4. 提供コストは若干割高
  5. 代引き対応
  6. 冷凍冷蔵対応

現状、届け先向けの配送サービスの充実度で言えば、ヤマト運輸の宅急便が一番評価されているように感じます。特に提供アプリのクロネコメンバーズは受け取る側からするとかなり利便性の高いアプリになっており、お届け時間の把握や再配達の依頼がLINEアプリから可能担っています。

 

また、ネットショップを運営する際に地帯別に料金設定をすることは実はかなり煩雑な作業になりますが、離島料金(中継料金)を把握するのは煩雑を極めます。というのも全ての離島を把握することがそもそも難しく、料金設定をすることができないからです。そのような状況のなかではヤマト運輸の離島料金が追加で発生しないという料金体系は地味に嬉しいポイントです。

 

次にサイズ設定が細かいことも重要なポイントです。商品によってはあと数㎝で一つ下の価格帯で発送できるという商品もあります。サイズ設定が粗いとそういった場合に加算される料金もそれだけ多くなります。特に宅急便コンパクトは厚さ5㎝まで対応している50サイズの専用資材になりますので、ネットショップの運営においては一度検討しておいて損がない宅配サービスです。

 

佐川急便の宅配便

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次に業界2位の佐川急便の宅配便について紹介します。佐川急便は最近では日本郵便と提携して通販配送に注力している印象があります。また、佐川急便は国内配送ではなく、伝統的に国際・国内の複合一貫輸送を強みとする会社でもありますので、今後の越境ECの高まりなども考えると提供する配送サービスについては要注目です。

 

60サイズ/関東→関東:740円

  1. 相対的に価格競争力が高い
  2. 代引き対応
  3. 冷凍冷蔵対応
  4. 160サイズオーバーにも対応

特徴を記載すると少し物足りなく見えますが、佐川急便の宅配便の魅力は高いコスト競争力です。当社の料金表でも佐川急便の宅配便はヤマト運輸と比較して全体的に10%程度安くなっております。また、品質面でも一時期評判が低下した時期もありましたが、配送品質が他社と比較して低いということは決してありません。

 

冒頭にも記載しましたが日本郵便と提携してより小型の商品に対する配送サービスの開発にも積極的であり今後提携がうまくいくことでDMサイズでも安価なサービスが提供される可能性もあります。

 

気をつけたいポイントとしては、ヤマト運輸で言うところのコンパクトサイズ、120サイズがなく、100サイズの次が140サイズになってしまうのでそのあたりのサイズ帯を扱っている場合は見た目の単価だけではなく実際に発送するサイズからコストを見ることが重要になります。

 

日本郵便の宅配便

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日本郵便の宅配便に該当するサービスは「ゆうパック」になります。ゆうパックの他者比較での特徴は以下の通りです。

 

60サイズ/関東→関東:870円

  1. ヤマト>日本郵便>佐川急便のコスト順
  2. 代引き対応
  3. 冷凍冷蔵対応
  4. 170サイズまで対応
  5. 持ち込み割引等の割引対応

ゆうパックの特徴は日本郵便の提供するサービスということもあり、日本各地での郵便局対応が可能ということです。そのため、集荷能力は決して高いとは言えませんが、少量の荷扱いであれば近隣の郵便局に持ち込みなどを行うと結果的に一番安くなるということもあります。

 

また、取扱サイズも170サイズまで用意があり、160サイズ以降が急激に高くなる他2社と比較すると170サイズ限定で言えば安価に発送できるサービスになっています。

 

一方でネットショップ運営を行う場合には集荷能力が脆弱だというのはやはり気になるポイントです。スタートアップ時に便利に利用することはできますが、ある程度規模感が出てきた場合にはヤマト・佐川への切り替えが必要になるかと思います。

 

宅配便配送の各社サービスのメリット・デメリットまとめ

 

  ヤマト運輸 佐川急便 日本郵便
コスト
集荷能力 ×
代引き
冷凍冷蔵
取扱サイズ
独自サービス -

 

大手三社のイメージをまとめると以下の通りになります。
 

サービス内容は「ヤマト運輸」!コストで選ぶなら「佐川急便」!まず始めるなら「日本郵便」!

 

サイズのきめ細やかさや消費者の納品サービスで競合に差をつけられたくない、ということであればヤマト運輸を選ぶのが無難ではないでしょうか。一方で大量発送で規模を追求するのであれば佐川を選択することも良いかと思います。後は、自社の実際の商品サイズを確認し、梱包イメージを明確にした上で最適な配送会社を選択していくことが重要になります。

 

今回は大手配送3社の代表的なサービスを紹介しました。実際にネットショップで発送業務を行う上で不安なことや確認したいことがある方はご連絡頂ければと思います。

 

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