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「BASEは売れない」は本当か?理由や売れないを解消するコツを紹介!

「BASEは売れない」は本当か?理由や売れないを解消するコツを紹介!

ネットで「BASE」と検索すると、「売れない」「儲からないから損」といった記事や口コミが目につきます。果たしてそれは事実なのでしょうか。だとすればなぜ180万店以上のショップがBASEを使って開設されてきたのでしょう。そこで今回は、BASEで売れない場合の本質的な意味や典型的なパターン、また売れない状態を解消する6つの秘訣について紹介します。

目次

ネットショップを成功させるための理想系

まず、BASEに限らずネットショップが成功する典型的なパターンについて考えましょう。具体的には、大きく2つ挙げられます。

1つ目は、実店舗経営で近所や一部の顧客から圧倒的な支持を得ている看板商品があり、売れば即完売間違いなし。売り切れ状態に対して落胆の声があまりに多く、乞われるようにしてネット販売を始める、というパターンです。

2つ目は、ネットショップで販売した商品が、何らかの理由でユーザーの目にとまり、拡散が拡散を呼んで、いわゆる「バズる」状態に突入するというパターンです。

どちらにも共通して言えるのは、商品に大きな魅力があって、それを強く支持するユーザーに恵まれている、ということです。

「BASEで売れない」は勘違い?

上記の観点から考えたときに、「BASEで売れない」というのは真実かどうか疑わしいと言えます。逆にBASEでしっかりと売上を確保しているショップは存在しないのかというと、そうではないからです。

しばし人の探究心とは強烈で、欲しいものや良いものを手にするためなら、どんな手を使うことも厭(いと)わないという面があります。その探究心や消費欲を満たせる経営者は生き残っていけますし、ユーザーの心に刺さったり、琴線に触れたりできない場合は、淘汰されるのが常です。

つまり、ユーザーに支持されるまで極めることができない言い訳を、「BASEを使ったけど売れない」という理屈にすり替えている面が少なからずあるといえるでしょう。

もし「BASEは売れない」という意見で参考にすべきものがあるとすれば、それは「BASEで売れすぎてシステムやプラットフォームを変更せざるを得なかった」という場合ではないでしょうか。

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BASEで売れない「3つ」のパターン 

BASEを利用したショップでなかなか商品が売れない……困った事態ではありますが、これには原因があります。BASEに限らず、ネットショップで売れないという場合、基本的には以下の3つのポイントを外してしまっていることが原因の大半といっても過言ではありません。

  1. 商品に魅力がない、魅力的に見せられていない
  2. 集客対策の不足
  3. ユーザーフレンドリーではない

以下、それぞれについて解説します。

 

商品に魅力がない、魅力的に見せられていない

BASEで売れない、共通して言えるのは商品自体の魅力が薄く、多くのユーザーに訴求できるパワーがないということ。そのような商品は、たくさんの人たちが行き交う大都会の目ぬき通りに出品しても、同じく手には取ってもらえないというケースが、ほとんどでしょう。

そして、売れないという場合、だいたい商品説明が不十分だったり、製品の魅力的な側面が強調されていません。これを解決するには、ターゲット顧客のニーズと関連するストーリーテリングと価値訴求を用いて製品説明を改善することが有効です。

 

集客対策の不足

BASEに限らず、ネットショップの成功は、適切なマーケティングとSEO(検索エンジン最適化)に大いに依存します。SEOが最適化されていない場合、お店は検索エンジン結果で上位に表示されず、見込み客が見つけることが難しくなります。

また、マーケティングが不足していると、ブランドや製品に対する認知度が低く、新規顧客の取得が難しくなります。これらの問題を解決するには、キーワードリサーチや高品質なコンテンツ作成を含むSEO戦略を計画し、ソーシャルメディア、メールマーケティングなどのマーケティング手段を活用する必要があります。

マーケティングのひとつの例として「売りたい」の前に「売れるものか」という視点が欠けていないかをいま一度確認してみましょう。思い入れがある商品だとしても、BASEで売れにくいカテゴリーを選択している場合は、なかなか結果がともないません。

例えば、BASEで全体の売上のうち圧倒的なシェアを占めるカテゴリーは、「ファッション」です。それ以外にも「食品」「インテリア」「コスメ」などはユーザーの母体が大きくなっています。しかし「ハンドメイド」となると、成否が大きく分かれます。ものによってはBASEでもよく売れますが、ハンドメイド専用のECプラットフォームのほうが母数が多いケースが珍しくない、というようにマーケティングがずれてしまっていないかを改めて見直す必要があります。

 

ユーザーフレンドリーではない

商品自体に魅力があっても、ユーザーフレンドリーではないショップは売上の向上はあまり期待できません。ユーザーフレンドリーでない場合、訪問者は離れてしまい、購入に至らない可能性が高くなります。これは、サイトの速度が遅い、デザインが混乱している、ナビゲーションが困難など、さまざまな理由で発生する可能性があります。これらの問題を解決するには、サイトのパフォーマンスを定期的にチェックし、ユーザビリティを改善する施策を行うことが重要です。

 

売れないを解消する「6つ」の方法 

原因に対する解決策は販売している商品の違いなどがあり、一概にこれだと示すことはできません。が、一般的に「売れる」ようにするには、まず以下の6つのポイントを見直し、対策できるところはすぐに着手するようにしましょう。

  1. オリジナリティの追求
  2. 拡散と集客
  3. ストーリーの紹介
  4. クオリティの高い画像の掲載
  5. レビューの充実
  6. 競合の目線で客観視

以下、それぞれの詳細を解説します。

 

オリジナリティの追求

BASEでの成功を目指すうえで欠かせないのが「オリジナリティを追求する」プロ意識です。販売する商品やその売り方など、他にはない独自の良さや魅力、お得感をしっかりとアピールすることがとても重要です。

例えば、BASEでは「動画コンテンツ」を販売することもできます。レシピやダンス、語学、手芸などのノウハウをユーザーの習熟度に合わせて販売するのもひとつの方法です。またライブ配信も可能なので、商品の使い方、作るプロセスなどをリアルタイムで見せられれば、訴求効果アップを期待できます。

 

拡散と集客

ネットショップ経営では、一人でも多くのユーザーにショップや商品の存在を知ってもらうことが大切です。

というのも、ネットで商品を閲覧した人が実際に購入に至るCVR(コンバージョン率)は、それが高いと言われているプラットフォームでも、1%に満たないのが現状だからです。つまり100人に1人も買ってはくれないということになります。もちろん商品自体に強い魅力や価値があれば、CVRはアップするでしょう。しかしそれは言うほど簡単ではありません。そう考えると、それ以外に有効なのは、閲覧者の母数を増やすことです。

そのためには、BASEのSNS(Instagram、Twitter、Facebookなど)連携機能をうまく活用したり、インフルエンサーを使うなどし、拡散力を高めることが非常に有効です。サイト内ではブログ配信もできるので、検索されやすいキーワードをよく研究したうえでタイトルや記事内容に反映させて、SEO対策の一環として地道に繰り返し配信し続ける必要があります。

 

ストーリーの紹介

ネットショップの強みは、ユーザーが場所や時間帯に関係なく買い物を楽しめる点にあります。しかしその反面、対面での交流ができないため、売り手の顔も見えなければ、訊きたいことを直接尋ねることもできません。その環境下で親しみを抱いてもらうには、丁寧に、正直に自分たちのことを伝えるしかありません。具体的には、創業への思いや商品を売るにいたった経緯、苦労話などをエピソードを交えて動画や記事コンテンツにして届けることで、可能となります。

面白おかしくしてみたり、涙を誘う感動秘話を入れてみたり、どのように作り込めるかは、腕とセンス次第です。ただ、「売るので買ってください」では、多くのユーザーの信用を長く獲得し続けることは不可能だ、ということを強く認識しましょう。

 

クオリティの高い画像の掲載

最近のネットユーザーは、商品を見る目が非常に肥えています。とくにヘビーユーザーともなると、複数のサイトやアプリなどで、おびただしい数の良品や粗悪品を常に研究、比較し、時に厳しくも核心に迫ったレビューを書くことが珍しくありません。

そのため、良品を販売する努力をするのは言うまでもありませんが、クオリティの高い商品画像を掲載することにもしっかりと注力する必要があるでしょう。その商品が「アリ」か「ナシ」かは、パッと見た瞬間でほぼ決まると理解して、選ばれる画像を撮ることが大切です。

 

レビューの充実

繰り返しますが、ネットショップでは実店舗のように直接スタッフと話すことができないため、レビューの存在も非常に大きいです。できるだけ目に触れやすい形でレビューを載せて、ユーザーに安心してもらえるように努めましょう。

 

競合の目線で客観視

自身のショップを本来の実力以上に買いかぶると危険です。むしろ常に競合他社の厳しい目線で冷静に客観視するくらいの姿勢が大切でしょう。その意味では、厳しいレビューやクレームなどは、ショップの質を向上させるための貴重な材料になることが多いです。落ち込んだり、腹が立ったりすることもあるかもしれませんが、良薬口に苦しと言い聞かせて、謙虚に耳を傾けることを心掛けましょう。

まとめ

「BASEは売れない」というのは、厳密には売れないような使い方しかできていない、とも言えるでしょう。売れるためのポイントを押さえて、入念に準備することで、無料でネットショップを開設できるBASEを、強い味方につけることは可能なはずです。一度、そのような目線で冷静にBASEの価値を見直してみてはいかがでしょうか?

具体的にどのぐらいの売上があれば「売れてる」となるのか?そのひとつの目安としては発送業務が煩雑になってきた、というのがひとつのポイントになります。発送業務が慌ただしくなると、せっかくこれまでに積み上げてきた各種施策がおろそかになりがちです。そうなると売上ダウン……という負のループに陥ってしまいます。

このような状況になる前に、ぜひSTOCKCREWが提供する「発送代行」の存在をチェックしてください!また、発送代行に関する疑問などでかまいません。お気軽にお問い合わせください。

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