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BASE Appsで間違いのない金銭管理を!便利アプリを詳しく紹介!

BASE Appsで間違いのない金銭管理を!便利アプリを詳しく紹介!

ネットショップ経営において、売上を上げるのは何より重要ですが、その売上金を安全に管理したり、所得として申告したりするプロセスもそれに劣らず大切です。しかし、とくに不慣れな場合は、細かな作業が面倒だったり、難しいと感じたりするものです。そこでBASE の金銭管理に特化したAppsを使うと、さまざまな業務が簡易化、効率化できるので便利です。

目次

BASE Appsとは

ネットショップ経営では、商品の製造や販売、マーケティングは得意でも金銭の管理については苦手という方が少なくないようです。そうした点をカバーすべく、BASEでは売上金の管理や振込業務、手数料の計算、確定申告の書類作成などをサポートするアプリを提供しています。それが「Apps」です。

それ以外にも、ショップのルール設定、ショップデザイン、集客などECショップを経営するうえで重要なAppsが全部で84種類も用意されています(2022年12月現在)。ただBASEでネットショップを開設するだけでは、最低限の店舗スペースと看板を準備したにすぎません。そこにお客様を呼び込むための様々な仕組み作りをしなければ、売上はおろか、サイトに満足のいくアクセスをしてもらうことすら難しいでしょう。それらを強力にバックアップしてくれるのもAppsです。

確実に経営を軌道に乗せるには、これらの機能を理解し、使えるものはフルに使い切るのがおすすめです。それでは、今回は金銭管理にまつわるAppsについて詳しく掘り下げていきます。

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不正決済保証

不正決済保証」を使うと、クレジットカードが不正利用された場合のチャージバックに対する補償がなされます。

チャージバックとは
購入者が、盗難や情報流出などによるクレジットカードの不正利用を行い、それが発覚した場合、たとえすでに商品が不正を働いた者に発送された後であっても、その売上金は被害にあったクレジットカードの名義人に返金されます。これを「チャージバック」といいます。

チャージバックによってクレジットカードの名義人の被害は補償されますが、そのままではすでに商品を発送したショップ側は泣き寝入りするほかなく、その被害は救済されないままとなってしまいます。そこを有料で補填するのが「不正決済保証 Apps」の目的です。

ちなみに、2021年のクレジットカード不正利用による被害総額は、251億円にものぼりました。とくにパソコンをはじめとする高級家電、ブランド品、ジュエリーや貴金属類、ゲーム機などの被害が多くを占めている状況です。これらは高額になることが少なくないため、不正利用された場合は、相当の痛手を負うはめになりかねません。よって、その回避策として「不正決済保証 Apps」を有効利用する意義は大きいといえます。

補填を受けるためには、その原資が必要になりますが、「不正決済保証 Apps」の利用には、以下3つの有料コースから選択することになっています。

  1. 「不正決済保証ライト」:月額980円で、月保証上限額が50,000円
  2. 「不正決済保証エコノミー」:月額1,980円で、月保証上限額が100,000円
  3. 「不正決済保証スタンダード」:月額2,980円で、月保証上限額が300,000円

定期振込

BASEを使ったネットショップの売上金は、いったんすべてBASEの口座に入金され、その後ショップオーナーの申請にしたがってショップの口座に振り込まれる仕組みになっています。つまり、折を見て申し出なければ、基本的には売上金を入手できないことになります。

そこで「定期振込 」をインストールすると、毎月25日に自社の口座に売上金が自動振り込みされるようになります。毎月でなくても構わないと考える場合もあるかもしれませんが、BASEでは売上が計上されてから180日以内に振込申請をするルールになっています。180日を超えると、売上金が失効となって受け取れなくなってしまうので注意してください。ちなみに180日の縛りがあるのは、出資法上、ショップの売上金を一定期間以上BASEが預かることを禁止されているという理由からです。この旨はBASEの規約にも明記されています。

ただし、過去に一度でも振込請求をして実際に売上金を入手した経験がある場合は、万が一振込申請をしなくても、BASEから自動振込されることになっているので問題ありません。しかし、一度も振込の経験がない場合は、その180日を超過した分の売上金は完全に失効してしまうため、十分に注意する必要がです。ちなみに、振込申請期限が近づき、申請の様子が見られない場合は、BASEからそのオーナーに向けて振込申請を催促するメールが複数回送られてきたり、ショップ管理ページにお知らせがきたりします。それでもオーナー側が何も対応しない場合は、上記のような措置がとられます。

とくに実店舗や複数のECサイトを同時に運営している場合は、うっかり申請を忘れてしまう恐れがあります。「定期振込」はこうしたリスクを回避するための貴重なツールといえます。

売上管理 by free(フリー)

いざネットショップを開業すると、いつ注文が入るか分からず、24時間・365日、ほぼ休みなしの状態となることが少なくありません。不定期に計上される売上金や返金、決済手数料、送料といった会計情報を間違いなく把握して処理するのは容易ではありません。

そこで「売上管理by free(フリー)」を使うと、上記のような会計処理を会計ソフト「free(フリー)」と連携のうえ自動化することが可能となります。しかも無料です。さらにBASEでは、BASEにいったん入金された売上金をショップの申請にしたがってショップの口座に振り込みますが、この際に「振込手数料(一律250円)」と「事務手数料(振込金額が2万円未満なら500円、2万円以上なら0円)」が必要になります。これらも自動計算されるようになっています。

例えば、購入者からコンビニ決済やクレジットカード決済が行われたとします。すると「 free(フリー)」が、BASEの口座に売上金が入金された時点で「決済済み」と登録します。その後、自動申請によってショップ側の口座に振替が行われるという流れになります。振込申請は、必ずしも全額の振り込みを依頼する必要はないため、この時、自動ではなく手動で自社の口座に任意の金額を指定して振り替えることも可能です。

売上管理 by マネーフォワード

会計処理を行う最終の目的は、「確定申告」です。法人の場合は、決算になりますが、個人は、年間の利益(売上ではありません)が、20万円を超えると確定申告が必要になります。ちなみに利益とは、全体の売上から、仕入れ値や製造にかかった材料費・人件費・光熱費・輸送費、開発費、さらに家賃やBASEに支払うシステム手数料や振込手数料、事務手数料などの費用を差し引いた額になります。

しかし、実際に毎日の売上を計算して入力したり、申告書類を作成したりするのは非常に手間がかかり、不慣れな場合は負担も少なくありません。そこで「売上管理 by マネーフォワード」を使うと、無料で会計ソフトの「マネーフォーワード クラウド確定申告」に毎日の会計データを自動入力してくれるうえ、確定申告書類の作成も可能となります。

これによって、計算間違いや勘違いをなくせるうえ、申告作業の負担も大幅に軽減できるので一石二鳥です。浮いた時間は、新商品の開発や発掘、仕入れ作業やプロモーションなどに充てられるため、さらに大きなメリットが期待できるでしょう。

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まとめ

ネットショップ経営者にとって、利益を正しく確定して納税することも重要な業務のひとつです。しかし不慣れな場合、そのプロセスはとても面倒なもの。加えてBASEならではの振込申請や、振込手数料や事務手数料の計算を間違いなく行い、さらにクレジットカードの不正利用への対策にも注力する必要があります。これらの金銭管理を滞りなく進めるためにも、ご紹介したAppsを、ぜひ有効活用してください。

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