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【2023年版】個人でネットショップを開業するのにおすすめのサービス

【2023年版】個人でネットショップを開業するのにおすすめのサービス

趣味で作ったものを販売したり、副業でネットショップを始めたいと考えた場合、HTMLなどの知識がないとNG?と考えられるかもしれません。しかし、今は便利なサービスが多くあり、個人でも比較的カンタンにネットショップを開業できます。今回は個人でネットショップを開業するにあたって、おすすめのサービスを4つ紹介します。

目次

ネットショップを個人で開業するために必要な超基礎知識

ネットショップを個人で開業するという場合、以下のような知識が必要になります。

  1. 商品の選定:ネットショップ開業にあたり、販売する商品を確実に把握しておくことが重要になります
  2. ネットショップサービスの選定:商品の販売や支払いなどを管理するネットショップサービスをどれにするのか、自店舗の規模や経営的な状況に適したものを選ぶ必要があります
  3. マーケティング:顧客を獲得するために必要なマーケティング戦略やツールの把握

というのが、まず必要最低限の知識になります。今回はタイトルにもあるように、ネットショップを開業するためにおすすめのサービスということで、2番の「ネットショップサービスの選定」について解説します。

ちなみに、店舗をつくるためにはいくつかの方法がありますが、大きく分けると「モール」と「カート」に分かれています。それぞれの概要は以下のとおりです。

  1. モール:さまざまなネットショップの集合体がモールです。わかりやすい例として楽天市場やAmazonが挙げられます
  2. カート:ネットショップのデザインをカンタンに行えたり、決済サービスを提供しているのがカートです

個人でネットショップを開業する際の指針を「【2023年度版】ネットショップ運営完全ガイド〜個人で開業できる?おすすめのサービスは?ネットショップを始める方法を解説」にまとめてあります。こちらも併せてご一読されることをおすすめします。

EC「モール」のメリット・デメリット

ECモールでネットショップを開業する=出店することになるわけですが、そこにはメリットとデメリットが存在します。メリットはモール自身の集客力を利用し、個人店でも初めからそれなりに顧客を集められる点が挙げられます。これは広告費といった集客のための経費削減にもつながります。そのほかにもモールに出店しているという安心感を顧客に与えられます。

反面、デメリットとしてはそれなりの出店費用がかかる点です。ある程度安定した集客や顧客への安心感を提供するといった部分においては当然の出費と言えます。費用面のほかにはショップのデザインが画一的になるため、ブランディングしづらいといった部分もあります。

EC「カート」のメリット・デメリット

ECカートとは、ショップのデザインなどインターネット上で商品を売買するために必要な機能を提供するサービスを指します。カートごとに特色がありますが、おもなメリットとしては、ショップの体裁(デザイン)やショッピングカート、支払いや配送の設定などを簡単にセットアップできるように設計されています。これにより、ネットショップを開設するための大規模な投資や技術的な知識が不要になります。費用面においてはモールよりも安く済む場合が多く、これもメリットのひとつと言えるでしょう。また、知識があれば自由にショップのデザインをカスタマイズできるので、ブランディングしやすくなります。

デメリットとしては、集客力の弱さが挙げられます。集客のためには広告の出稿やSNSなどへの投稿を通じ、ショップの存在を広くアピールすることを自分で行わなければなりません。したがって、ネットショップをオープンしたからすぐに売上が上がるとなりづらい点をあらかじめ知っておかなければなりません。

なお「ネットショップ を開設するときに知っておきたい『モール』と『カート』の違い」にてモールとカートについてより詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。

個人でのネットショップ開業におすすめのECカート

個人でネットショップを開業、とくに初めてネットショップをオープンさせたいという場合は、まずECカートの利用がおすすめです。以下、個人でネットショップを開業するにあたっておすすめできるECカートを4つ紹介します。

 

BASE:日本発のサービスでわかりやすいのが特徴

170万ショップの開設実績があり、簡単にネットショップを開設できることで人気があります。デザインも豊富なテンプレートがあり、各種設定も個人で簡単に操作できる操作性が強みです。また、ショップの初期費用や月額固定費が発生しないことも特徴的です。まずネットショップを開設してみたいというときには固定費が発生しない部分は導入のハードルが下がるメリットになります。

 

STORES:ネットショップをカンタンに作成できる!

STORESの特徴はサイトの作成が容易であり、誰でも簡単にネットショップを開設できるという点をより重視している点です。一方でフリープランでの手数料は5%と比較的高めなので、ある程度の規模感を見込める場合は有料プランか他社サービの検討をおすすめします。

 

Shopify:海外に向けての販売も視野に入れるならこれ!

サイトデザインの豊富さとわかりやすい操作で、エンジニアやデザイナーに依頼しなくても独自のショップを開設することが可能です。また多言語・多様な通貨・決済方法に対応していることから、越境ECを検討する場合はメリットがあるカートシステムです。

さらに、多様なアプリが用意されているのも強みの1つです。例えば、SEO・マーケティング機能について。GoogleやFacebook広告をそれぞれ設定する必要はなく、Shopifyの画面上で設定が可能になり、かつ広告の効果はShopifyでまとめて分析が可能です。

 

ecforce:ショップの構築から成長の拡大までをサポート

ecforceはショップのデザイン機能が充実しているほか、オペレーションの自動化設定を可能にしたり、運営・分析も提供するなど、ショップ運営をアシストするいくつもの機能を備えています。その分、月額費用などの固定費が上記3つと比較すると高額になりますが、安心したネットショップ運営を実現できるようになります。

ネットショップ開業後に注意すべきポイント

ネットショップはオープンしたらそれで終わりではありません。むしろそこがスタートになります。スタートしてからなにが重要か、そして注意すべきか?簡単にではありますが、以下に代表的な注意点を紹介しておきます。以下の要素をモール、カート選びの基準にするのもひとつの方法です。

  1. デザインとユーザーエクスペリエンス:ユーザーが使いやすいサイトデザインとユーザーエクスペリエンスを提供することが重要です
  2. セキュリティ:オンラインショッピングでは顧客の情報を扱うため、高いセキュリティが求められます
  3. 在庫管理:商品の在庫数を定期的に管理することが重要です。在庫切れや配送遅延などの問題が発生すると顧客満足度が低下します
  4. 配送方法:配送方法を適切に選択することが重要です。配送速度や配送料などの項目を適切に管理しましょう
  5. カスタマーサポート:顧客に対するサポートは重要な要素です。返品や交換などに対応する必要があります
  6. キャンペーン・マーケティング:マーケティングキャンペーンを実施することで、顧客を惹きつけ、売上向上を実現します
  7. データ分析:販売データなどを分析することで、顧客のニーズや需要傾向などを把握します
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まとめ

個人でネットショップを開業、運営にあたってのおすすめは、BASEなどのECカートサービスです。集客力の弱さはありますが、固定費用を削減できるため、商品の仕入れなどに注力しやすいのがその理由です。しかしながら、運営方針はさまざまあると思いますので、自身の展望や現状に応じたサービス選びが重要になります。

ネットショップは開業してからが本番です。順調に注文が入ると、今度は発送業務が大変になってきます。発送業務の遅延は顧客の信頼感を損ね、ショップの評判を落とすことにもつながります。そうならないために、ネットショップのほかにも「発送代行」の知識を持っておくべきです。発送代行については、お気軽にSTOCKCREWにご相談ください。

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