1 min read

正解は何だ!?Shopifyの定期購入(サブスク)アプリ、価格や機能で比較!!

正解は何だ!?Shopifyの定期購入(サブスク)アプリ、価格や機能で比較!!

皆様は、ご自身のShopifyストアで定期購入を実施していますか? 定期購入はストア側とお客様側の両方にメリットがあります。本記事では、Shopifyストアで定期購入を実施するメリットやデメリット、おすすめの定期購入アプリをご紹介します。

目次

定期購入にも対応している発送代行サービスSTOCKCREWへのご相談はこちら。

定期購入(サブスクリプション)とは

毎月、毎週、隔週など一定期間の決まったサイクルで商品(やサービス)を自動で購入する仕組みのことを定期購入と呼びます。ユーザー側のメリットとしては、買い忘れを防ぐことができたり、購入の手間を減らすことができます。ストア側のメリットとしては、継続的な売上を得られることやLTV向上が見込めたり、広告予算の増額が見込めたりします。

 

定期購入(サブスク)のメリット

お客様(購入者)側のメリットは、毎回の購入の手間が省ける、買い忘れを防げる、在庫切れの心配がない、通常よりも安く購入できる場合があるなどです。企業(販売者)側のメリットは、毎月の利益を計算しやすい、収益が安定する、必要な在庫数も予想しやすい、定期的にお客様と接点を持てる、アンケートなどでニーズを把握しやすいところです。

 

定期購入(サブスク)のデメリット

お客様(購入者)側のデメリットは、解約の手間がかかる、商品が余ってしまう場合がある、継続購入が家計の負担になることがあるところです。企業(販売者)側のデメリットは、サイト訪問数が減る(毎回購入のためにアクセスしていた皆様の)、定期以外の商品を見てもらえなくなる可能性がある、販売価格を自由に変更できなくなる(定期の契約者がいるため)、定期販売を実現するためのサービスやアプリの費用が発生するなどです。

 

少なくとも定期的な継続購入には、メリットもデメリットも存在するのは確かです。皆様がご自身に必要と思われるサービスをビジネススタンスと照らし合わせて検討し、無理のない範囲で活用される事が重要となります。

 

おすすめ定期購入(サブスク)アプリ

Shopifyでおすすめの定期購入(サブスク)アプリを勝手ですが何点かご紹介します。

 

Go Sub

Go Subは月額無料から始められ、比較的安く機能が豊富で、日本語と英語に完全対応し他定期購入アプリからの移行もサポートしてくれて、要望に合わせたデザインや機能のカスタマイズも可能となっています。日本でも数少ないPlus Partnerに認定された株式会社Go Rideが提供しているサブスクアプリです。2024年6月18日時点で、予約販売アプリの「RuffRuff 予約販売」と干渉しないサブスクアプリの1つです。スタータープランも上位プランのプレミアムプランも他の定期購入アプリと比較して、安価なのが特徴です。また、安価にも関わらず定期購入に必要な機能が十分に揃っているのも特徴です。詳しい金額等はこちらをご参照下さい。

 

かんたんサブスク

かんたんサブスクは月額無料から始められ、日本語のサポート体制が万全で比較的安く、機能が豊富です。株式会社グルーヴィーメディアが提供している定期購入アプリです。まずはサブスク販売を試してみたい場合は、月額費用を抑えて利用することが出来ます。詳しい内容はこちらをご参照下さい。

 

定期購買

定期購買は豊富な機能が特徴で、マイページカスタマイズ、スキップ時ギフト、サンクスアップセルなど便利なサービスが多く、日本語のサポート体制も万全で連携できる外部アプリもまた豊富です。定期購買は、株式会社ハックルベリーが提供しているShopifyアプリです。2024年6月18日時点で、予約販売アプリの「RuffRuff 予約販売」と干渉しないサブスクアプリの1つです。「海外製アプリから日本製アプリに移行したい場合」や「連携したい外部アプリがある場合」、「Shopifyアプリ間の干渉を出来るだけ減らしたい場合」は移行機能やサポート体制が充実してる定期購買アプリを選択すると良いでしょう。細かい設定周りも徹底サポートを行っているため、shopifyに自信がない人は相談役としてもおすすめです。また他アプリにはない「会員ランク機能」や「スキップ時ギフト機能」などの機能が利用できることも特徴です。詳しくはこちらをご参照下さい。

 

Mikawaya Subscription

Mikawaya Subscriptionは、ストアの売上向上に特化した機能と日本語のサポート体制も万全で、セレクト購入・マイページなどのデザインカスタマイズ・定期便継続率分析・翻訳機能なども充実しています。また、開発環境での動作テストも可能です。株式会社フロアスタンダードが提供している定期購入アプリで、Shopifyマーチャントが実際の定期運用経験から学んだ本当に使える機能が凝縮されています。また、マイページやセレクト購入ページ(ボックスページ)をフルカスタマイズしたい場合や独自ドメインのメールアドレスを利用したい場合、越境ECなど海外販売を行う場合はPROプランを選ぶのがおすすめです。詳しくはこちらをご参照下さい。

 

Shopify Subscriptions

Shopify Subscriptionsは完全無料、管理画面は日本語に対応しておりシンプルな設定画面となっていて、サブスク販売に必要十分の機能が揃っている点が魅力です。Shopify SubscriptionsはShopify純正のサブスクアプリです。2023年7月27日の「Shopify Editions 2023年夏」にリリース予定との発表があり、発表から半年経った2024年1月31日の「Shopify Editions 2024年冬」に正式リリースされました。完全無料で日本語にも対応しており、週、月、年単位でのサブスク販売を実施できたり、マイページでサブスクリプション契約の解約、スキップ、一時停止なども可能です。ただし、最小購入回数の設定や初回割引、BOX機能などは存在しません。詳しくはこちらをご参照下さい。

 

定期購買アプリには皆様のビジネスプランに合う合わないなどの細かい要素も多く含まれてくると思います。お使いになるアプリがどの様な特性を持っているか今一度見直して頂き、皆様のストアに即したアプリを見つけて頂く事が重要なポイントとなります。

 

定期購入(サブスク)アプリの選び方、3つのポイント!

定期購入(サブスク)アプリを選ぶ際は、3つの項目に注意して下さい。日本語対応しているかどうか、コストはいくらか、もとめる機能があるかの3点です。

 

日本語対応しているかどうか

ShopifyにはPayWhirlやBold Subscriptions、ReChargeなど有名な海外製定期購入アプリがあります。有名だからと言って安易にアプリを選択すると見えない作業コスト(日本語変換や何か問題が発生したときの問い合わせなど)が発生するため、十分に注意が必要です。まずは、次の内容が日本語に対応されているか確認しましょう。ストアフロント部分(ユーザー側のサイト表示部分)、アプリの管理画面、ヘルプページ、問い合わせ担当者です。

 

コストはいくらか

定期購入(サブスク)アプリでは主に2つのコストが発生します。月額利用料、販売手数料です。月額利用料は、定期注文の件数に関係なく月額で発生する費用になります。販売手数料は、定期購入(サブスク)アプリ経由で売れた定期注文の売上の数%をアプリ側に支払う費用になります。販売手数料に関しては、定期購入(サブスク)アプリによっては、キャンセルや返金の定期注文も販売手数料に含めるかどうかの違いもありますのでご注意ください。

 

もとめる機能があるか

取り扱う商材によって、定期購買に求める機能が変わってきます。アプリを選択する前に絶対に必要な機能を洗い出しておく事をおすすめします。機能例として、初回割引・契約回数縛り・スキップ機能・お届け先住所の変更・支払情報の変更・BOX機能・解約時のアンケートなどです。

 

Shopifyは海外発信のプラットフォームゆえに、利用率の高いアプリを選んだりすると実は日本語対応が十分ではないなどの落とし穴が存在します。ですが今では普及率も相まって、多くの日本語対応の素晴らしい連携アプリが存在しています。少し時間は要しますが、じっくりと検討して頂く事が重要となります。

 

「定期販売」「頒布会」「サブスクリプション」の違い

各定期購入の違いについて、解説していきます。

 

「定期販売」と「サブスクリプション」の違い

定期販売もサブスクリプションも一定間隔で販売するのは変わらないですが、定期的に提供する商品が「モノ」の場合は定期販売、「サービス」の場合はサブスクリプションという違いです。

 

「頒布会」との違い

定期販売やサブスクリプションは「毎回同じ商品」を提供しますが、頒布会は「毎回異なる商品」を提供するという違いです。Shopifyで頒布会を実現する場合は、定期購入アプリで自動的に付与される注文回数タグを利用し1回目は◯◯を2回目はXXのような頒布会を実現することが可能です。

 

定期購入で使われる言葉も、知らなければどれがどの様な定期購入の仕方になっているか分からず使用してしまう可能性があるので注意しましょう。

 

定期購入(サブスク)でよくある質問

定期購入で多く質問されている内容を紹介します。

 

定期購入(サブスク)アプリ間でデータ移行は可能?

可能です。ただし、移行元の定期購入アプリがデータエクスポート機能を備えていることと、移行先の定期購入アプリがデータインポート機能を備えている必要があります。対応しているかは各アプリ会社に問い合わせて直接確認してみると良いでしょう。

 

定期商品と通常商品を同時購入された場合の送料は?

Shopifyの仕様上、定期商品と通常商品を同時に購入された場合、定期商品の送料と通常商品の送料を加算した金額として請求されます。「通常商品も定期商品も送料無料の場合」や「どちらかが送料無料の場合」は、そこまで問題ではありませんが、「通常商品も定期商品も送料ありの場合」はお客様から二重で送料を受け取ってしまうため、お客様への対応方針を考える必要があります。

 

定期購入(サブスク)アプリで利用可能な決済種別は?

クレジットカード決済のみとなります。全ての定期購入アプリは、「Shopify Subscription API」というShopifyの基盤を利用しており、「Shopify Subscription API」自体がクレジットカードのみしか対応していないためです。

 

Shopifyペイメント以外でも利用できますか?

Shopifyペイメント以外でも利用できます。ただし、現在では次の決済ゲートウェイのみの対応となります。Shopify Payments、Stripe、PayPal Express、Authorize.net。※ Shopifyペイメント以外をご利用の場合、まずはShopifyへ直接ご確認頂く事をおすすめします。

 

購入回数に応じて割引設定することは可能ですか?

定期購入(サブスク)商品の購入回数に応じて、割引額や割引率を自由に設定することが可能です。(例:『サブスク商品のご購入3回目以降は5%OFF』など)購入回数による割引特典は、継続率向上への貢献も期待できますのでぜひご活用下さい。

 

定期商品のみ送料無料にすることはできますか?

可能です。「クーポンコード」を利用し、サブスク商品の送料無料を実施している場合にも、本機能をご利用いただきますと、お客様がクーポンコードの入力無しに送料無料を実現することが可能です。別途2回目以降の送料変更機能がございますので、こちらを利用頂ければ2回目以降に送料を手動で変更頂くことも可能です。

 

常に最適なサービスが提供されるように日々改善が行われていますが、細かい部分で気になる所は皆様でしっかりと確認をとって頂くのが最善だと思います。

 

 

まとめ

定期購入は、皆様のビジネススタイルに合うモノを選んでお使い頂く事が重要になります。定期で使用するメリット・デメリットを理解して頂き、皆様により合うアプリをお選び頂く事をおすすめ致します。お使いになるアプリによっては、皆様の事業運営を大きく手助けしてくれるモノもあると思います。皆様の事業がより良いモノになる運用の手助けとして、活用する事をおすすめ致します。

 

発送代行サービスと定期購入

定期購入を開始した際次に確認するべきは物流が定期購入に対応しているかです。購入回数別に販促物のだし分けができるかなど商品を発送する時の確認が必要です。

STOCKCREWでは、専用システムで定期購入の販促物管理が可能です!システム利用料も無料なので安心してはじめることが可能です。STOCKCREWのシステム詳細はこちらからご確認ください。

サービス紹介資料はこちら