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ShopifyとYouTubeが連携!EC運営にYouTubeを取り入れる時代が本格到来

ShopifyとYouTubeが連携!EC運営にYouTubeを取り入れる時代が本格到来

デジタル化による非対面型サービスが一般化することにより、オンラインショップ、いわゆるECサイトが急増しています。ECの増加は競争の激化にもつながるのですが、他店との差別化を図る上で注目を集めているのが動画、とくにYoutubeです。ECカートサービスの「Shopify」がYouTubeとの連携を始め、EC運営において今後ますますYouTubeの重要性が高まるはずです。今回はEC運営にてYouTubeを積極的に取り入れるべき理由を解説します。

目次

商品情報は文字よりも動画のほうが伝わりやすい

ECと実店舗の大きな違いは「商品を手に取って確認できない」という点です。すでにその商品を持っていて再購入、いわゆる「リピ買い」ならばこの違いは問題になりませんが、そうではない場合、実際に手に取ってその商品を確認した上で購入したい、という人にとってはECでの買い物はハードルが高くなってしまいます。

この違いを埋めるために画像をふんだんに使ったり、商品説明文を多くしたりといった工夫がありますが、消費者が求めるのはもっと感覚的な情報です。サイズを文字で表すよりも実際にその商品を持ってこれぐらいの大きさですよ、と動画で解説したほうが伝わりやすくなります。そのほかにも写真や文字では伝えられない、感覚的な情報を動画ならば伝えやすくなります。

ECにYouTubeを取り入れるべき最大の理由

動画は商品の解説・説明に向いているのであれば、それをECサイトの商品ページで見られるようにすればよい……とはなりません。

ECサイトの訪問客はすでにその商品を購入する意思があります。したがって、そこにある動画を閲覧して購入に至ったとしても、それはコンバージョンレート(CVR)を高めただけに過ぎません。

ここで改めてYouTubeについて紹介します。YouTubeは言わずとしれた動画プラットフォームで、国内の利用率は全世代を通じて80%以上、とくに10~40代にかけては9割以上の利用率となっています。したがって、YoutubeにECのチャンネルを開設して商品説明動画などを公開することで、自店舗、そして商品がより多くの消費者の目に留まるようになるのです。

Youtubeに公開する動画はどのようなものにすべきか

販路拡大のためにYouTubeを活用するためには、Youtubeに公開すべき動画を用意する必要があります。動画制作に慣れていない、または未経験であるという場合、どのような動画を作ればよいのか、という問題が出てきます。まずはどのような内容の動画にすれば、視聴者の興味を惹けるのか、基本的な点を紹介します。

まず基本として、商品の詳細を単に紹介するだけの内容はNGです。適度にエンターテイメント性を取り入れ、視聴者を飽きさせないようにするのがポイントです。そのための一例として、自店舗で販売している商品を使ってできることをストーリー仕立てにしての紹介があります。

例えば工具を扱っている場合、工具の紹介ではなく、それを使って何か(ここでは棚とします)を組み立てる流れを動画にします。こうすることにより、商品ではなく棚を作ろうとしてYouTubeでその作り方を検索してきた視聴者に自店舗の商品のアピールにもつなげられます。このように、商品そのものではなく、その商品を使ったストーリーを紹介することで興味を惹けるようになるだけではなく、違った目的の視聴者を取り込むことにもつなげられるようになります。

ShopifyがYoutubeと連携することでショッピング機能を強化

ECカートサービス「Shopify」がYouTubeとの連携を開始し、YouTube内での販売が可能になりました。Shopifyを利用しているショップはYouTube内でライブストリーミング、動画直下の商品欄、ストアタブといった3つのパターンで販売ができるようになります。

【ライブストリーミング】
ライブストリーミング中に商品にタグ付けできるほか、ピクチャーインピクチャーでの再生にも対応。

【動画直下の商品欄】
動画直下に商品欄を付け加えられ、そこに商品リストを設置可能。

【ストアタブ】
YouTubeチャンネルに新規にマーチャントタブを追加して、そこにECサイト内の商品を表示できる。

こうした機能により、YouTubeから直接購入できるようになります。これまでYouTubeで自店舗(EC)の商品を魅力的に紹介できたとしても、そこからECサイトに遷移→購入というフローにより離脱してしまっていた顧客数の減少にも期待が持てます。

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SUZURIもYouTubeと連携可能

ECカートサービスとは若干異なりますが、オリジナルグッズを作って販売できるサービス「SUZURI」もYoutubeと連携しています。こちらとShopifyの最大の違いは、固定費が必要ない点です。

今後、オリジナルグッズを制作・販売をお考えならばSUZURIの利用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

商品のPRをさまざまな角度から行えるのが動画のメリットです。そしてYoutubeという巨大なプラットフォームにて動画を公開すれば、より効果的な販促活動を行えます。動画の内容を工夫することで自店舗の商品を知らなかった人にまでリーチできるのも、Youtubeを活用するメリットとなります。

Youtubeと提携し、さらなる販路拡大を見込めるようになったShopify。STOCKCREWでは当然Shopifyとの連携でき、発送の完全自動化を実現できます。こちらの内容については以下のリンクで解説しています。

SHOPIFY連携による発送自動化を解説!【発送代行をより使いやすくする方法】

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