新しいプラットフォーム メルカリショップスとは?

メルカリShopsとは?メルカリとの違い・メリット・デメリット・出店方法・発送代行の活用まで解説

新しいプラットフォーム メルカリショップスとは?

メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」内に手軽にネットショップを出店できるサービスです。月間2,000万人以上が利用するメルカリの集客力を活かして、法人・個人事業主・個人がスマホ1つでショップを開設できます。

「メルカリとどう違うのか」「どんな人がメルカリShopsに向いているのか」「手数料は高いのか」——本記事では、メルカリShopsの概要からメルカリとの違い、メリット・デメリット、他社ECサービスとの手数料比較、出店方法、そして発送代行を活用した物流の効率化まで解説します。発送代行の仕組みと費用を解説した完全ガイドと合わせてご活用ください。

メルカリShopsとは?メルカリとの基本的な違い

メルカリ 個人間取引(CtoC)のフリマアプリ 不用品を手軽に売買する場 月間2,000万人以上が利用 メルカリShops 法人・個人事業主のネットショップ メルカリ内に出店する形式 初期費用・月額費用0円・販売手数料10%

メルカリは、個人間で不用品を売買する国内最大のフリマアプリです。累計20億品以上の商品が出品されており、月間2,000万人以上が利用しています。スマートフォンの普及に伴い、20〜30代のユーザーが中心でしたが、近年はシニア層の利用も急増しています。メルカリの特徴は匿名取引が可能な点と、出品者と購入者の間で値下げ交渉が行われる「フリーマーケット」の仕組みです。

一方、メルカリShopsは2021年にサービスを開始した、メルカリ内に法人・個人事業主・個人がネットショップを出店できるサービスです。メルカリの月間2,000万人のユーザーにリーチできる集客力を活かしつつ、在庫管理やCSV一括登録、生鮮食品の販売など、EC運営に必要な機能が揃っています。初期費用・月額費用は0円で、販売手数料は販売価格の10%です。

メルカリとメルカリShopsの7つの違い

メルカリ vs メルカリShops:7つの違い 項目 メルカリ メルカリShops 利用対象 個人のみ 法人・個人事業主・個人OK 商品登録 1点ずつ CSV一括登録(最大1,000商品) 在庫管理 非対応 サイズ・色・在庫数の管理可能 生鮮食品 禁止 OK(クール便対応) 複数人運営 1人1アカウント 複数人で1店舗を共同運営可能 値下げ交渉 あり(活発) なし(価格を守って販売可能) 匿名配送 利用可能 特商法に基づく運営者情報の登録必要

法人登録が可能

メルカリは個人のみ利用可能ですが、メルカリShopsでは法人、個人事業主、個人問わずに出店できます。出店審査はありますが、最短2営業日で完了します。メルカリのアカウントがなくても、ショップアカウントを新規作成してメルカリShopsだけを利用することも可能です。

CSV一括登録と在庫管理

メルカリでは商品を1点ずつ登録する必要がありますが、メルカリShopsではCSVファイルで最大1,000商品まで一括登録が可能です。商品ごとにサイズ・色・在庫数の設定ができ、「Mサイズが20個、Lサイズが30個」といった在庫管理に対応しています。

生鮮食品の販売OK

メルカリでは安全・衛生面から生鮮食品の出品が禁止されていますが、メルカリShopsでは肉・魚・野菜といった生鮮食品も出品可能で、冷蔵・冷凍商品に対応した「クール便」「クールメルカリ便」で発送できます。

値下げ交渉なしで販売できる

メルカリでは値下げ交渉が活発に行われますが、メルカリShopsには値下げ交渉機能がありません。出品者は設定した価格で販売でき、値下げ交渉にかかる労力を削減しながら売上利益を守れます。

メルカリShopsのメリット

出店・運営が 簡単 スマホだけで 出品・管理 固定費0円 初期費用・月額費用 すべて無料 集客力 月間2,000万人の メルカリユーザー レビューが 集まりやすい メルカリ文化で 評価コメント多い 販促機能 クーポン・セール タイムセール サポート メルカリShops ガイド・問合せ

出店手続き・運営が簡単

メルカリShopsの出店・運営はスマホもしくはパソコンで行えます。パソコン操作が苦手な方でもスマホから簡単に操作でき、メルカリと出品作業の操作感が同じため、メルカリでの取引に慣れている方はスムーズに移行できます。

固定費なし・月額費用が無料

出店料0円、月額固定費0円で始められるため、はじめてネットショップに出店する人も安心です。楽天市場は月額19,500円〜、Amazonは小口出品で1商品100円の基本料がかかることを考えると、売上見込みが立てられない初期段階では固定費ゼロのメルカリShopsの利点は大きいです。ECモールの特徴を比較した記事でも、各モールのコスト構造を比較しています。

メルカリの集客力を利用できる

自社ECサイトでは集客に苦労するのが一般的ですが、メルカリShopsはメルカリの月間2,000万人のユーザーに出店直後からリーチできます。広告費やSEO対策なしで顧客の目に留まる確率を高められる点は、特に初心者にとって大きなメリットです。

レビューが集まりやすい

メルカリでは購入後の評価が文化として根付いており、メルカリShopsでもコメント(口コミ)を残すユーザーが多くいます。他のモールや自社サイトと比較してレビューが集まりやすく、レビュー数が多いショップは信頼度が高まり、購買の後押しになります。

クーポン・タイムセールなどの販促機能

フォロワーに対して発行できるクーポン機能、タイムセール機能など、販売促進機能が充実しています。クーポン発行時にはフォロワー以外でも購入時にフォローすれば利用可能なため、フォロワー増加と売上アップを同時に狙えます。

メルカリShopsのデメリットと他社との手数料比較

ECサービスの手数料比較 サービス 分類 初期・月額費用 販売/決済手数料 集客力 メルカリShops モール型 0円 / 0円 10% 高い BASE ASP型 0円 / 0円〜 6.6%+40円 自力で集客 STORES ASP型 0円 / 0円〜 5% 自力で集客 楽天市場 モール型 60,000円 / 19,500円〜 6〜10% 高い Amazon モール型 0円 / 0円〜 8〜15% 非常に高い ※プランにより料金は異なります。詳しくは各サービス提供会社にお問い合わせください

販売手数料10%は高いのか?

メルカリShopsの販売手数料10%は、BASEの6.6%+40円やSTORESの5%と比較すると割高に見えます。しかし、BASEやSTORESはASP型(自社ECサイト)のため集客は自力で行う必要がありますが、メルカリShopsはモール型でメルカリの2,000万人ユーザーからの集客が期待できます。「広告費ゼロで集客できる」点を加味すると、手数料10%は必ずしも高くないと言えます。

運営者情報が公開される

メルカリShopsでは特定商取引法に基づき、運営者情報(販売業者名、氏名、住所、電話番号)の登録が必要です。ただし、常に公開されているわけではなく、ユーザーからの開示請求があったときのみ個別に開示されます。また、本人確認が完了した個人・個人事業主は住所・電話番号を非公開にでき、その場合は運営会社(株式会社ソウゾウ)の情報が表示されます。BASEの住所公開対策を解説した記事でも、EC事業者の住所非公開対策を紹介しています。

競合との差別化が難しい

モール型のため、競合ショップと同じ画面上に商品が並びます。メルカリShops内での競争は当然あり、差別化が難しい場合があります。ブランドの世界観を独自に表現したい場合は、BASEやShopifyなどのASP型サービスの方が適している場合もあります。BASEの手数料を解説した記事Shopifyの機能と特徴を解説した記事も参考にしてください。

中古品の販売には古物商許可が必要

事業として中古品の売買を行う場合、メルカリShopsでは古物商許可証の提出が必要です。許可なく取引を行うと「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」の対象となるため注意しましょう。

メルカリShopsの出店に向いている人

メルカリShopsのメリット・デメリットを踏まえ、出店に向いているのは以下のような方です。

はじめてネット販売にチャレンジする方

ハンドメイド作家、工芸品職人、野菜・果物・肉・魚などの生産者で、これまでものづくりはしてきたが自分で販売した経験がない方にとって、固定費ゼロ・スマホで簡単に出品できるメルカリShopsは最適な選択肢です。

実店舗からECに参入したい方

実店舗での販売をしているが、ネットショップに興味はあるけどパソコンが苦手という方にもおすすめです。個人経営のお店(八百屋、精肉店、喫茶店など)がスマホだけで手軽にEC販売を始められます。

EC運営中で出店店舗を増やしたい方

すでにBASEやShopifyでEC運営をしている方が、販路拡大のためにメルカリShopsにも出店するケースが増えています。メルカリの2,000万人ユーザーはメルカリを通してしか接点を持てないため、タッチポイントを増やしたい方にとって出店の価値は大きいです。複数のプラットフォームで販売する場合は、在庫の一元管理が重要になります。STOCKCREWのAPI連携では、メルカリShopsを含む複数プラットフォームの在庫を一元管理できます。

メルカリShopsと発送代行の活用

メルカリShopsでの売上が伸びてくると、発送業務の負担が急激に増大します。月間注文数が50件を超えるあたりから、梱包・発送に週8〜12時間の労働が必要になり、商品企画や集客に使える時間が圧迫されます。

メルカリShopsの固定費ゼロ 初期費用0円・月額費用0円 販売手数料10%のみ STOCKCREWの固定費ゼロ 初期費用・固定費・システム利用料0円 出荷した分だけの完全従量課金 = 理想的なコスト構造の組み合わせ

発送代行で解決できること

発送代行サービスを利用すれば、注文データの自動取込→倉庫でのピッキング・梱包→配送キャリアへの引き渡し→追跡番号の反映まで、すべて自動化できます。メルカリShopsの固定費ゼロのビジネスモデルと、STOCKCREWの初期費用・固定費0円の完全従量課金制は、コスト構造の面で理想的な組み合わせです。出荷した分だけ支払う仕組みで、売上がゼロの月はコストもゼロになります。

メルカリShops×発送代行で住所非公開も実現

メルカリShopsでは特商法に基づく運営者情報の登録が必要ですが、発送代行を利用すれば商品の発送元住所を発送代行業者の倉庫住所にできます。自宅住所を配送伝票に記載する必要がなくなるため、プライバシー面での安心感が高まります。BASEの住所公開対策を解説した記事でも同様の対策を紹介しています。

複数プラットフォームの在庫を一元管理

メルカリShopsとBASE、ShopifyなどのASP型サービスを併用する場合、在庫の二重管理は大きな手間です。STOCKCREWは13以上のECプラットフォームとAPI連携済みで、在庫情報をリアルタイムで同期しオーバーセル(在庫切れ商品の受注)を防止できます。ロット管理と在庫管理の基礎を解説した記事も参考にしてください。

メルカリShopsに関するよくある質問(FAQ)

Q. メルカリShopsの出店審査はどのくらいかかりますか?

最短2営業日で完了します。必要書類(法人の場合は法人番号、個人事業主の場合は本人確認書類)を事前に準備しておけば、スムーズに審査が進みます。

Q. メルカリShopsの販売手数料10%は高くないですか?

ASP型(BASE、STORES等)と比較すると割高に見えますが、メルカリの2,000万人ユーザーへの集客力を考慮すると、広告費ゼロで集客できるモール型としては妥当な水準です。楽天市場は手数料6〜10%に加えて月額19,500円〜の固定費がかかるため、固定費ゼロのメルカリShopsは小規模事業者にとってリスクが低い選択肢です。

Q. メルカリShopsで発送代行は利用できますか?

はい。メルカリShopsで受けた注文の発送を発送代行サービスに委託することは可能です。STOCKCREWのように初期費用・固定費0円の発送代行を利用すれば、メルカリShopsの「固定費ゼロ」のメリットを活かしたまま、プロの物流品質で出荷できます。

Q. メルカリとメルカリShopsは同時に利用できますか?

はい。メルカリ(個人としての不用品販売)とメルカリShops(ショップとしての販売)は別のサービスとして同時に利用可能です。ただし、メルカリアカウントでShopsを開設した場合は連動しますので、ショップアカウントを別に作成する方法もあります。

Q. メルカリShopsの開設方法を教えてください

事業種別(個人/個人事業主/法人)の選択→商品カテゴリー選択→各規約への同意→事業者情報の入力→ショップ基本情報の入力→銀行口座の登録、というステップで開設できます。スマホからでも完結可能です。詳しい開設の流れはメルカリShops公式サイトをご参照ください。

まとめ:メルカリShopsを上手に活用してEC事業を拡大しよう

メルカリShopsは、月間2,000万人が利用するメルカリの集客力を活かしながら、初期費用・月額費用ゼロで手軽にネットショップを開設できるサービスです。法人・個人事業主・個人を問わず利用でき、在庫管理、CSV一括登録、生鮮食品の販売、クーポン・セール機能など、EC運営に必要な機能が揃っています。

販売手数料10%は一見すると高めに見えますが、広告費ゼロで2,000万人のユーザーにリーチできるモール型のメリットを加味すれば、特に集客に課題を持つ小規模事業者にとって合理的な選択肢です。運営者情報の公開や競合との差別化の難しさというデメリットはありますが、メルカリShopsとBASEやShopifyのASP型サービスを併用することで、それぞれの強みを活かしたマルチチャネル展開が可能です。

売上が伸びてきたら、発送代行サービスとの連携を検討しましょう。STOCKCREWの初期費用・固定費0円の完全従量課金制は、メルカリShopsの固定費ゼロモデルと理想的な組み合わせです。発送業務から解放された時間を商品企画や集客に使えば、EC事業の成長は確実に加速します。

STOCKCREWのサービス内容・料金・導入方法を解説した完全ガイドも参考に、まずは無料の資料ダウンロードから、またはお問い合わせからお気軽にご相談ください。