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STOCKCREWとは?我々の内側全部見せます!ITシステム編

STOCKCREWとは?我々の内側全部見せます!ITシステム編

日々の受発注~発送を問題なく実行する、縁の下の力持ち的な存在「ITシステム」。指示を受けて問題なく発送するまでというサービスの中で、存在感を出さないようにするのがITシステムの使命のため、どのようになっているのかは少々わかりづらいかもしれません。STOCKCREWの発送代行システムがどのようになっているのか、代表的な部分を紹介します。

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目次

STOCKCREWのシステムは大きく分けて2種類

STOCKCREWのITシステムは、ECショップ様が利用する「STOCKCREWシステム」と、弊社が管理する「WMS(Warehouse Management Systemの略=倉庫管理システム)」の2つに分かれます。こうしたシステムの基本原理は、ECショップ様が本来の業務である商品開発や売上向上のための施策などに注力できるよう、発送業務に関する労力をできるだけ軽減するためのもの、です。

これらは別のシステムではありますが、お互いが連携しています。むしろ、それぞれがスタンドアロンでは稼働できないシステムでもあります。まずは「STOCKCREWシステム」と「WMS」の2種類があることを覚えておいてください。

 

STOCKCREWシステム

ECショップ様が日々接する「STOCKCREWシステム」、そのすべてを紹介すると今回の記事が超大作になってしまいますので、ごく基本的なことを中心に説明していきます。

STOCKCREWシステムの基本的な働きは、以下の4点です。

  1. 商品管理
  2. 入庫管理
  3. 在庫管理
  4. 受注・出荷管理

ここではおもに受注・出荷管理について紹介します。

 

STOCKCREW システム

 

受注については、ECモールに出店されている場合、そこで商品を購入されたお客さまについての情報、購入商品や発送先をこのSTOCKCREWシステムに取り込みます。ECモールがAPIというソフトウェアやプログラムをつなぐ仕組みを発行している場合は、自動で各種情報をSTOCKCREWシステムに取り込み、発送まで行えます。ちなみに現在、このAPIで接続しているECモールは「BASE」「Shopify」「ecforce」「楽天市場」の4つです。もちろん、今後API連携できるECモールを増やすべく、鋭意努力しており、以降もまだ追加の予定です。しかし、独自のルールで成長しているモールもあるため、すべてに対応するというのは難しい状況でもあります。

ECモールに出品しておらず、APIとも連携していないという場合は、注文が入ったらその情報をSTOCKCREWシステムにECショップ様で手入力もしくはCSVにて登録していただく形になります。

STOCKCREW システム

続いて出荷管理ですが、チラシなどの同梱物やギフトラッピング、そしてECショップ様指定のダンボールによる出荷を指示できるようになっています。

例えば、商品にチラシやカタログを同梱したいという場合、ここで指示を入力できるようになっています。指示内容に関しては、打ち合わせをさせていただいてその内容を決め、それに沿った内容を入力できるようになっています。余談になりますが、付帯作業については引き受けられるもの、そうではないものがありますが、ご指示いただければ可能な限り対応させていただきますので、ぜひご相談ください。なお、付帯作業につきましてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

物流代行の付帯作業!流通加工の負担軽減のポイントはここ

 

WMS(倉庫管理システム)

WMSとは、Warehouse Management Systemの略で倉庫管理システムを指します。WMSは倉庫、会社それぞれが独自のものを持っており、その働きは千差万別です。基本的には在庫推移のチェックや、消費期限がある商品の在庫のロケーション(入出庫のタイミング)の調整などをデジタル管理するものとなります。STOCKCREWで使っているWMSは多くのECショップ様(荷主)をひとつのWMSで管理、そしてそれぞれのECショップ様の要望(おもに付帯作業)に一気に対応できるWMSを構築しています。ちなみに、STOCKCREWのWMSは開発から3年が経過していますが、すでに原型を留めないほどのブラッシュアップを施しています。

STOCKCREWのWMSの特徴のひとつに、オリジナルの商品IDを発行しています。その理由は「JANコード」を取得していない商品も倉庫内で管理しやすくするためです。物流代行会社によっては、このJANコードがないと発送代行を行わないというケースもあります。その理由は、JANコードありきでWMSを構築しており、それがないと商品の管理(在庫管理、発送管理)が行えないからです。STOCKCREWではオリジナルの商品IDを発行し、それで管理できるWMSを構築しているので、JANコードがないものでも取り扱いができるのです。ある意味、付帯作業の面でECショップ様の要望に対応できたり、オリジナル商品IDを発行して管理までできるWMSを持っている会社は、比較的少数派とも言えます。

システムをどなたにも使っていただくために

ECショップ様に使っていただくSTOCKCREWシステムに関しては、このシステムを利用する方のIT習熟度はバラバラであるため、とくに「使いやすさ」に重点を置いて開発しています。しかし、どうしてもパソコンに不慣れで……という方もいらっしゃいます。そのような方にも安心してSTOCKCREWシステムを利用していただけるよう、カスタマーサポート、そしてヘルプページを置いているのがSTOCKCREWの特徴になります。

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ITシステムはどうしても機械的になってしまいますが、スタッフによるサポートという人的な部分を加えて共存させることによって、よりECショップ様に寄り添えるように努めています。また、ヘルプページでなるべく解決できるよう、その内容をつねにブラッシュアップしています。こうした仕組みはすべて自社で行っていますので、より安心していただけるかと思います。

“バグ”との戦い

ITシステムを構築する上で避けて通れないのが「バグ」というシステム上の欠陥です。まず、バグが出てしまう原因、これはさまざまなパターンがありますが、ここではひとつの例を紹介します。

さきほどSTOCKCREWシステムのところで触れた「API」という仕組みが原因である場合です。ECモール側で発行するAPIドキュメントの指示内容に不備(バグ)があると、その指示内容を忠実に読み取っても実行の際にエラーが起こってしまう場合があります。不備といっても明らかにプログラムが間違っていると判断できるものもあれば、ひと文字間違えているだけといった場合もNGになってしまい、この場合は判断がとても難しくなります。

そして、APIを複数つないで処理を実行するケースもあります。この場合は、複数のAPIを読み込んで処理=複雑な伝言ゲームを行っているイメージになりますので、途中にひとつでもバグがあるとエラーを起こし、処理が行われなくなってしまいます。

こうしたバグによるエラーは、ときとして商品の発送処理が行われなくなるという重大なミスも引き起こしてしまいます。こうしたミスはECショップ様にとっても痛手ですが、我々もとてもショックを受けます。そして、こうした事態に陥らないよう、日々チェックや改善を図っています。しかし、どうしてもこうしたエラーについては発生してしまうものなので、随時カスタマーサポートとともに最善策を打ち出せるように努めています。

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まとめ

EC物流のITシステムは、既存の物流システムと比較すると、かなり高度なシステムを構築しないと対応できません。とはいえ、ECショップ様によってIT習熟度に大きな差があるため、使い勝手が悪いのもNGです。

STOCKCREWではよりわかりやすく、そして多くの要望にできる限り対応できるような管理システム「STOCKCREWシステム」を構築しています。そして、それと連携して倉庫内の作業を迅速・確実に行えるWMSも運用開始時点から改良を重ねています。

ITシステムという、ややもすれば冷たい印象のものではありますが、カスタマーサポートとの連携によって、あたたかみがある使いやすいものに仕上がっていると自負しています。このようなSTOCKCREWにご興味を持たれましたら、お気軽にお問い合わせください。

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