カラーミーショップでサプリを売る事業者の発送代行ガイド|容量違いの商品コード・まとめ買いの紐づけ・賞味期限の出荷期限
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カラーミーショップでサプリを売っていると、30日分と60日分、1袋と3袋のように、容量違いとまとめ買いの商品がすぐに増えます。そこへ、賞味期限の管理が加わります。発送代行を使うときは、カラーミーの「型番」を商品コードとして整えることが出発点になり、そのうえで、まとめ買いの紐づけと、期限の設定を順に済ませます。本記事では、カラーミーショップでサプリ・健康食品を販売する事業者が発送代行を使うときの実務を、商品コードの設計、商品連携とセット商品、期限管理、API連携の設定、おまかせ便の仕様の順に整理します。カラーミーと発送代行の連携の全体像はカラーミーショップ×発送代行の連携実務ガイド、カート別の連携方式の違いはECカート別の発送代行連携の比較、開業時の物流の考え方はネットショップ開業時の物流基盤設計ガイドで扱っているため、ここではサプリに絞って掘り下げます。発送代行そのものの比較は発送代行おすすめ25選でつかめます。
容量違いは、型番で別の商品コードに分ける
カラーミーとSTOCKCREWのシステムを連携するときの商品コードは、カラーミーの「型番」です。サプリは、同じ中身でも30日分・60日分・90日分のように容量で在庫が分かれます。商品コードの考え方は商品コード・SKU設計の実務ガイド、SKUの基本はSKUとは?EC在庫管理での意味・設定・活用法で整理しています。取り込みのルールは、オプションの有無で次のように変わります。
オプション設定がない商品は、商品の型番が商品コードになる
容量が1種類だけのサプリは、商品に設定した型番がそのまま商品コードとして取り込まれます。型番を正しく登録しておけば、受注の取り込み時に商品を特定できます。
容量違いをオプションで持つ商品は、選択肢ごとに型番を設定する
オプションを設定している商品では、各オプション情報に書かれた型番が商品コードになります。STOCKCREWのヘルプも、オプションが設定されている場合は各選択肢に「型番」を設定するよう案内しています。30日分と60日分を1つの商品のオプションにしているなら、2つの選択肢に別々の型番を付けます。同じ型番を重ねると、どの容量が出荷されたのかが在庫に反映されなくなります。
| カラーミーの商品 | 商品コードになるもの | 設計のポイント |
|---|---|---|
| オプションなし | 商品の型番 | 型番を空欄にしない |
| オプションあり(容量違いなど) | 各オプションの型番 | 選択肢ごとに型番を設定し、重複させない |
商品連携はAPIインポートで行い、まとめ買いはセット商品に紐づける
商品連携は、STOCKCREWの商品コードと、ECサイトの商品コードを対応づける設定です。カラーミーの商品連携はAPIインポートで登録します。APIインポートは、カラーミーのほか、Shopify、BASE、Futureshopでも使える方法です。登録の前に、店舗設定でAPI設定を行っておきます。
手順は4つ。入荷予定の登録より先に済ませる
- 商品連携登録を開く——メインメニューの「商品」→「商品連携登録」を選びます。
- データを取り込む——対象店舗を選び、「データを取り込む」を押すと、インポート結果が表示されます。
- 商品コードを紐づける——「商品コード(EC側)」に対応する「商品コード(SC側)」を選びます。
- 登録する——登録する商品を選び、在庫連携する商品は「在庫連携」をONにして、「保存」を押します。
入荷予定を登録する前に商品連携を済ませておかないと、在庫が連携されません。SCシステム側に商品がない行がある場合は、先に商品を登録してから、もう一度APIインポートを行います。
3袋セットなどのまとめ買いは、セット商品に紐づける
サプリは、1袋、3袋セット、6袋セットのようなまとめ買いの商品を用意しがちです。このとき、セット専用の在庫を持たせる必要はありません。STOCKCREWのセット商品は、システム上で商品を紐づける設定で、倉庫で袋詰め・箱詰めをするような物理的なセット組はしません。
- 在庫——構成品のまま、単品の商品と同じように管理されます。セット専用の在庫は持ちません。
- 出荷——構成品をそれぞれピッキングして、ひとつの梱包にまとめて届けます。
- 費用——出荷のたびに、2点目以降のピッキング料が発生します。
登録は2段階で、先に構成品の商品を登録し、そのうえでセット商品本体を登録します。商品連携では、セット商品に紐づけたいカラーミー側の商品を登録します。注意点は3つあります。商品コードは一度登録すると変更できないこと、構成品が登録されていない商品マスタには、あとから構成品を追加できないこと、入荷予定はセット商品の単位では登録できず、構成品ごとに登録することです。あらかじめ1つにまとめた状態で保管・出荷したい福袋やギフトセットは、セット商品ではなく、在庫品の流通加工として依頼します。
| やりたいこと | 使う方法 | 倉庫での作業 |
|---|---|---|
| 3袋セットを売りたい | セット商品に紐づける | なし(構成品をピッキングして同梱) |
| 1つにまとめた状態で保管・出荷したい | 在庫品の流通加工でセット組 | あり(セット組の作業) |
他のカートの商品コードの違いはBASEで健康食品・サプリを売る事業者の出荷ガイドやShopifyでサプリを売る事業者の発送代行ガイドで見比べられます。同じカラーミーで化粧品を扱う場合はカラーミーショップで化粧品を売る事業者の発送代行ガイドも参考になります。
賞味期限は、商品マスタの出荷期限設定日で守る
サプリは、賞味期限の近い在庫を購入者に届けないための管理が欠かせません。STOCKCREWのシステムは、商品マスタに期限の設定をしておくと、出荷期限を自動で管理します。設定は、商品マスタ、入荷予定、出荷判断の順に連動します。
商品マスタで、期限を管理する商品として登録する
商品マスタの登録画面で、「消費期限確認商品」にチェックを入れ、「出荷期限設定日」に出荷不可とする日数を入力します。たとえば、消費期限の20日前に出荷不可としたい場合は「20」と入力します。サプリでは、購入者が飲み切る期間を見込んで、期限の何日前まで出荷するかを先に決めておきます。
入荷予定では消費期限が必須で、出荷期限は自動で反映される
期限管理商品を入荷予定に登録するときは、消費期限の入力が必須です。入力した消費期限から、商品マスタの出荷期限設定日を加味した日付が、出荷期限に自動で反映されます。消費期限が分からないときは、流通加工指示の付帯項目「消費期限登録」にチェックを入れます。入荷作業のときに、倉庫が消費期限を確認して登録します。
期限を過ぎた商品は出荷不可になる。期限の違う在庫は袋を分ける
出荷期限を過ぎると、該当の商品は出荷不可のステータスになります。一度でも出荷期限を設定した商品は、次回以降の入荷予定でも出荷期限の入力が必須です。同じSKUで消費期限を管理する場合は、混載のルールにより、袋を分けて梱包します。袋で分けるのが難しいときは、箱で分けます。賞味期限のある商品は、入荷予定で消費期限と出荷期限を必ず入力します。
API連携の設定は、カラーミーのログインで認証する
API連携を始める前に、SCシステムで対象のEC店舗を登録しておきます。連携の設定は、次の手順で行います。
- 店舗設定を開く——メインメニューの「設定」→「店舗設定」で店舗一覧を開きます。
- API連携設定を開く——対象店舗の「API連携設定」を押します。
- 認証ページに移動する——「ログイン」を押すと、認証ページに移ります。
- カラーミーにログインする——入力するのは、カラーミーのログインIDとパスワードです。SCシステムのものではありません。
- 完了を確認する——「API認証に成功しました」と表示されれば完了です。
接続を解除したいときは、「接続を解除」を押すと、API接続情報を削除できます。API連携を使わずにCSVで受注を渡す運用もできます。APIとCSVの違いはEC物流のAPI連携とCSV連携の違いで整理しています。
おまかせ便では、配送会社の表示が実際と食い違うことがある
おまかせ便は、STOCKCREWが配送会社を自動で選んで出荷する仕組みです。カラーミーと連携しているときは、カラーミーの仕様上、配送会社が確定したあとの配送方法の変更を、配送実績として反映できません。たとえば、店舗設定でおまかせ便を有効にして、カラーミー側の配送会社をヤマト運輸として連携し、実際には佐川急便で発送された場合は、次のようになります。
- おまかせ便の自動変換で、実際の発送が佐川急便に変わります。
- 配送会社の変更はカラーミー側へ反映されず、当初連携された配送会社のままになります。
- 送り状番号は、実際に発送された配送会社のものが連携されます。
このため、発送完了メールの定型文に配送会社名を固定で書いていると、実際と異なる内容が購入者に届く可能性があります。STOCKCREWは、文面を「ヤマト運輸または佐川急便」のような表現に直すことを推奨しています。サプリは定期的に届く商品が多く、購入者が追跡の案内を見る機会も重なるため、文面の食い違いは問い合わせにつながりやすい点です。
同梱物の文言と、預けられる範囲の確認
サプリの出荷では、飲み方の案内や次回購入のチラシを同梱することがよくあります。同梱物の文言も、商品ページと同じ基準で点検しておきます。消費者庁は、健康食品等の表示について、次のように公表しています。
117 事業者による 126 商品について、健康増進法第 65 条第1項の規定に違反するおそれのある文言等を含む表示を行っていた
通販のサプリは、購入後の相談も増えやすい商材です。国民生活センターは、2025年度の65歳以上の相談について、次のように伝えています。
「インターネット通販」や「定期購入」に関する相談が多くみられます
この公表は65歳以上の相談の状況です。サプリの定期購入では、同梱物の案内や、次回のお届け日の連絡といった物流側の設計も、トラブルを減らす手がかりになります。法規制の運用は改正特商法・定期購入規制の運用実態で解説しています。
なお、国民生活センターの「2025年度 全国の危害・危険情報の状況」では、危害情報が13,432件で、上位3商品・役務等は「化粧品」「医療サービス」「健康食品」とされています(国民生活センター)。
預けられる範囲と、返品の扱い
STOCKCREWの取り扱いは常温で、冷蔵・冷凍は対象外です。消費者の都合による返品は倉庫では受け付けず、物流の原因による返送品は対応します。置き配には対応していません。返品の受け取り先は、出店前にそろえておきます。
導入前のチェックリスト
- 型番を点検する——空欄や重複がないか、容量ごとに分かれているかを確認します。
- 店舗登録とAPI認証を済ませる——カラーミーのログイン情報で認証します。
- 商品連携をAPIインポートで登録する——入荷予定を登録する前に完了させます。
- まとめ買いの持ち方を決める——セット商品か、流通加工のセット組かを選びます。
- 期限管理を設定する——消費期限確認商品と出荷期限設定日を、商品マスタに入力します。
- 発送完了メールの文面を直す——配送会社名を固定で書いていないか確認します。
STOCKCREWは初期費用0円・固定費0円で、1点から預けられ、導入は最短7日です。
まとめ:カラーミーのサプリ出荷は「型番」と「期限」の順番で決まる
カラーミーショップでサプリを販売する事業者が発送代行を使うポイントは、型番を商品コードとして、容量ごとに設計することです。商品連携はAPIインポートで、入荷予定より先に登録し、まとめ買いはセット商品に紐づけます。そのうえで、商品マスタに出荷期限設定日を入力し、入荷予定で消費期限を入れる順番で、期限管理を整えます。おまかせ便を使う場合は、発送完了メールの文面も見直しておきます。
発送代行の仕組みや業者の比べ方は発送代行おすすめ25選、物流全体の設計はEC物流完全ガイド、モール運営はネットショップ運営完全ガイド、サービス内容はSTOCKCREW完全ガイドにまとめています。自社の商品数や出荷件数で費用を確かめたい場合はお問い合わせから、まずは情報を集めたい段階であれば資料ダウンロードをご利用ください。
よくある質問(FAQ)
Q. カラーミーとSTOCKCREWの商品コードは、何で対応づけますか?
A. カラーミーの「型番」が、STOCKCREWの商品コードとして取り込まれます。オプション設定がない商品は商品の型番、オプション設定がある商品は各オプションの型番が商品コードになります。容量違いをオプションで持つ場合は、各選択肢に型番を設定します。
Q. 3袋セットのようなまとめ買いは、どう連携しますか?
A. STOCKCREWのセット商品として登録し、商品連携でセット商品にカラーミー側の商品を紐づけます。セット商品はシステム上で商品を紐づける設定で、在庫は構成品のまま管理されます。出荷では、構成品をそれぞれピッキングして1つの梱包にまとめて届けます。
Q. 賞味期限の近いサプリを出荷しないようにできますか?
A. 商品マスタで「消費期限確認商品」にチェックを入れ、「出荷期限設定日」に日数を入力します。入荷予定で消費期限を入力すると、出荷期限が自動で反映され、出荷期限を過ぎた商品は出荷不可のステータスになります。
Q. 消費期限の違う在庫は、同じ商品で混ざっても大丈夫ですか?
A. 同じSKUで消費期限を管理する場合は、混載のルールにより、袋を分けて梱包します。袋で分けるのが難しいときは、箱で分けます。入荷予定では、消費期限と出荷期限を入力します。
Q. おまかせ便を使うと、カラーミー側の配送会社はどうなりますか?
A. カラーミーの仕様上、配送会社が確定したあとの変更は配送実績として反映できません。ヤマト運輸で連携した注文が佐川急便で発送されても、カラーミー側はヤマト運輸のまま残ります。送り状番号は、実際に発送された配送会社のものが連携されます。
この記事の監修者
保阪涼子
株式会社KEYCREW 営業部長。物流会社で10年間、EC物流の現場担当・営業事務を経験し、EC・物流業界で通算10年以上のキャリアを持つ。STOCKCREWではサービス開始初期から商談を担当し、500社以上のEC事業者への導入支援を一貫して手がけてきた。YFF(Yahoo!フルフィルメント)移管時には1,000社超の顧客接点・フロー設計を主導。月間10万件以上の出荷管理に携わり、顧客の物流費を平均15%削減する成果を上げている。成約率50%を達成した営業手法には、「『売る』より『解く』」という顧客課題解決型のアプローチが根底にある。物流メディア(Logistics Today、ECのミカタ)へのインタビュー掲載実績も持つ。