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CROSS MALL×発送代行の連携ガイド|楽天・Yahoo!・Shopify一元管理と出荷自動化

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2026年06月15日 更新 2026年3月25日 公開

この記事は約21分で読めます

cross-mall-shipping-agency アイキャッチ画像

楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・Shopifyなど複数チャネルをCROSS MALLで一元管理しながら、出荷作業だけは自社倉庫や自宅で対応しているEC事業者は多くいます。受注件数が月間200〜300件を超えてくると、出荷作業の負荷が経営のボトルネックになり始めます。

CROSS MALLはAPI連携で発送代行会社のWMSとつなぐことができ、受注情報の自動取込みから追跡番号の自動返送・在庫同期まで、出荷フローの全工程を自動化できます。この記事では、CROSS MALLと発送代行の連携の仕組み、設定手順、業者選定の判断基準を実務目線でまとめました。

発送代行サービスの基本的な仕組みや費用感については、発送代行の仕組み・費用・業者選びを解説した完全ガイドもあわせてご覧ください。

この記事の内容

  1. CROSS MALLを使うEC事業者が抱える物流の悩み
  2. CROSS MALLと発送代行のAPI連携でできること
  3. CROSS MALLと発送代行の連携方式の比較
  4. STOCKCREWとのAPI連携設定手順(4ステップ)
  5. 複数モール運営での在庫・受注の一元管理フロー
  6. CROSS MALL利用者が発送代行業者を選ぶ5つの判断基準
  7. よくある連携トラブルと対処法
  8. CROSS MALL×発送代行の導入コスト試算
  9. まとめ
  10. よくある質問(FAQ)

CROSS MALLを使うEC事業者が抱える物流の悩み

CROSS MALLは株式会社アイルが提供するEC一元管理システムです。初期費用0円・月額5,000円(税抜)からという導入しやすい料金体系と、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・Qoo10・Shopify・BASEなど主要モールとカートへの幅広い対応が特徴で、複数チャネルにまたがる受注・在庫・商品を一つの画面で管理できます。

しかし、CROSS MALLはあくまで受注・在庫・商品の管理システムであり、実際の梱包・出荷作業はEC事業者自身が担う必要があります。売上が伸びてチャネルが増えるほど、次の3つの悩みが深刻になっていきます。

悩み①:モールが増えるほど出荷作業量が線形に増える

楽天・Yahoo!・Amazonに出店し、さらにShopifyで自社ECも運営するようなケースでは、CROSS MALLで受注は一元管理できても、出荷作業は一件一件手作業で行わなければなりません。月間300件の出荷をすべて手作業でこなすと、1件あたり15分として月75時間以上が出荷業務に消えます。

悩み②:在庫の実数と管理画面の数字がズレていく

CROSS MALLで在庫を一元管理していても、出荷後の在庫引き当てが手動の場合、入力漏れや二重入力が起きやすくなります。在庫差異が積み重なると、売り越し(実在庫がないのに受注してしまう)が発生し、キャンセル対応や顧客へのお詫びに追われがちです。

悩み③:楽天スーパーSALEなど繁忙期に出荷が追いつかない

楽天スーパーSALEやYahoo!ショッピングのポイントアップキャンペーンなど、短期間で出荷件数が急増するイベントが年間を通じて複数あります。自社出荷では増員や残業で対応しても限界があり、出荷遅延がそのままレビュー評価の低下やモールの優良配送ラベル剥奪につながります。

これらの課題を根本から解決するのが、CROSS MALLと発送代行会社をAPI連携させる構成です。

CROSS MALLと発送代行のAPI連携でできること

CROSS MALLはAPI連携用のインターフェースを公開しており、発送代行会社のWMS(倉庫管理システム)と双方向にデータをやり取りできます。連携によって自動化されるのは次の3つのデータフローです。

CROSS MALL × 発送代行 API連携の仕組み CROSS MALL 楽天・Yahoo!/Amazon Shopify・Qoo10など 受注データ 在庫数 (複数モール一元管理) ①受注情報 ②追跡番号 ③在庫数同期 発送代行システム 出荷指示の受付 ピッキング・梱包 配送会社への引渡し 追跡番号の発行 在庫の増減管理 (WMS・倉庫管理システム) 倉庫作業 入荷→保管→出荷 受注・在庫管理 物流・在庫管理

①受注情報の自動取込み

CROSS MALL上で「★SCシステム用★出荷待ち」フェーズに移行した受注データが、発送代行システムに自動で取り込まれます。注文内容・配送先・配送方法が自動連携されるため、EC事業者がCSVをエクスポートして倉庫に送る作業は不要になります。

②追跡番号の自動返送

倉庫での出荷が完了すると、配送追跡番号が自動的にCROSS MALLに返送され、各モールの出荷ステータスが「発送済み」に更新されます。発送通知メールも自動で購入者に送られます。

③在庫数のリアルタイム同期

出荷のたびに在庫数が自動で減算されCROSS MALLに反映されます。複数モールに同じ商品を出品していても在庫の二重管理が不要になり、売り越しリスクを大幅に低減できます。

CROSS MALLと発送代行の連携方式の比較

CROSS MALLと発送代行を連携する方法は2通りあります。規模と運用スタイルに合わせて選択してください。

CROSS MALL×発送代行の連携方式比較
連携方式 仕組み 自動化レベル 向いているケース
直接API連携 CROSS MALLの認証鍵と会社コードを発送代行システムに登録して直接接続 ★★★ 完全自動化 月商・出荷件数が安定している場合。設定後は全自動
CSV連携 CROSS MALLから受注CSVをエクスポートし、発送代行のシステムにインポート ★☆☆ 半自動 月100件未満の小規模、API連携前の試験運用期間

月間200件以上の出荷がある場合は、導入コストをかけてでもAPI連携を選ぶべきです。CSV連携は毎日のファイル操作が必要で、ミスや対応遅れのリスクが残ります。また、CROSS MALLはロジザードZEROをはじめとする複数のWMSと標準連携しており、発送代行会社が独自に構築したWMSとのカスタム連携実績も多数あります。

STOCKCREWとのAPI連携設定手順(4ステップ)

STOCKCREWはCROSS MALLとのAPI連携に対応しており、受注情報・追跡番号・在庫数の3種類のデータを自動連携できます。設定はCROSS MALL側とSTOCKCREWシステム側の2か所で行います。

CROSS MALL×STOCKCREW API連携の設定手順
ステップ 作業場所 作業内容
Step 1 CROSS MALL管理画面 「システム設定 > 基本情報」からAPI設定画面を開き、認証鍵を確認・コピーする。会社コードも同画面で確認する
Step 2 CROSS MALL管理画面 以下の4つのフェーズ名を正確に登録する
・「★SCシステム用★出荷待ち」(受注取得用)
・「★SCシステム用★連携済」(取得成功用)
・「★SCシステム用★出荷エラー」(取得失敗用)
・「★SCシステム用★出荷済」(出荷済み用)
Step 3 STOCKCREWシステム 店舗設定から「CROSS MALL」ボタンをクリックし、Step 1でコピーした「認証鍵」と「CROSS MALL会社コード」を入力して登録する
Step 4 両システム テスト受注を1件処理し、受注情報の取込み・追跡番号の返送・在庫数の変動を確認する

Step 2のフェーズ名設定は最も注意が必要な工程です。フェーズ名は完全一致で登録しなければ連携が機能しません。「★SCシステム用★」のプレフィックスや全角・半角の違いも含めて一字一句正確に入力してください。フェーズ名が未設定または誤っている場合、受注データが発送代行システムに送られず、連携が始まりません。

Step 4のテスト確認では、CROSS MALLの受注フェーズが「★SCシステム用★連携済」に変わっていること、STOCKCREWの管理画面に受注データが表示されていること、出荷後にCROSS MALLの該当受注に追跡番号が反映されていることの3点を必ず確認してください。

複数モール運営での在庫・受注の一元管理フロー

CROSS MALLを使う事業者の多くが楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonなど複数モールに同時出店しています。発送代行と連携することで、受注から出荷までどのようなデータフローになるかを整理します。

複数モール × CROSS MALL × 発送代行の連携フロー 楽天市場 Yahoo!ショッピング Amazon / Qoo10 Shopify / BASE CROSS MALL 受注・在庫の一元管理 フェーズ管理・自動処理 受注情報 追跡番号 在庫同期 発送代行システム 出荷指示・梱包 追跡番号発行・在庫管理 倉庫作業 ピッキング→出荷 各モールの受注 一元管理・自動処理 物流・在庫管理

このフローの核心は、在庫の「引き当て」をCROSS MALLと発送代行システムの間で自動的に同期させる点です。たとえば楽天市場で商品Aが1個売れると、STOCKCREWの倉庫在庫が1個減り、その情報がCROSS MALLに返送され、Yahoo!ショッピングやAmazonの在庫数にも自動で反映されます。複数モールで在庫を手動管理する必要がなくなり、売り越しリスクをほぼゼロにできます。

フェーズ管理による自動処理の設計

CROSS MALLの強みの一つが「受注フェーズ」による自動処理です。「入金確認済み」になったタイミングで自動的に「★SCシステム用★出荷待ち」フェーズに移行するルールを設定しておけば、人手を介さずに発送代行システムへの出荷指示が発動します。後払い決済など決済確認に時間がかかる受注がある場合は、フェーズ移行のタイミングを発送代行担当者と事前にすり合わせておくことが重要です。

CROSS MALLでのフェーズ別の自動処理例

CROSS MALLと発送代行を連携した場合、受注フェーズの遷移は次のように設計します。各フェーズが自動で切り替わることで、EC事業者は受注確認とクレーム対応に集中できる体制になります。

CROSS MALLの受注フェーズと発送代行連携の対応
CROSS MALLのフェーズ 発生するアクション 担当
新規受注 各モールから受注データを自動取込み CROSS MALL(自動)
入金確認済み 「★SCシステム用★出荷待ち」へ自動移行(ルール設定が必要) CROSS MALL(自動)
★SCシステム用★出荷待ち 発送代行システムが受注を自動取込み。出荷指示が発動 発送代行(自動)
★SCシステム用★連携済 受注取込み成功を示すフェーズ。倉庫でピッキング・梱包を開始 発送代行(自動)
★SCシステム用★出荷済 出荷完了。追跡番号がCROSS MALLに自動返送され、各モールのステータスが「発送済み」に更新 発送代行(自動)
★SCシステム用★出荷エラー 連携失敗時に移行。EC事業者が原因を確認して手動対応 EC事業者(手動確認)

「★SCシステム用★出荷エラー」フェーズには定期的に目を通す習慣をつけてください。住所不備・在庫切れ・商品コード不一致など、自動では解決できない問題が発生した際にこのフェーズに滞留します。エラーフェーズの件数をKPIの一つとして管理することで、連携品質の維持につながります。

CROSS MALL利用者向けの受注管理・OMS活用全般については、OMS(受注管理システム)の比較・選定ガイドも参考にしてください。

CROSS MALL利用者が発送代行業者を選ぶ5つの判断基準

CROSS MALLとのAPI連携実績があるかどうかは業者選びの必要条件に過ぎません。複数モール運営のEC事業者特有の視点で、5つの軸から評価することが重要です。

判断基準①:CROSS MALLとのAPI連携実績があるか

「連携対応」と謳っていても、設定サポートが手薄で実質EC事業者任せになっているケースがあります。CROSS MALLとの連携設定の経験があるか、設定時にサポート担当者が付くかを事前に確認してください。STOCKCREWはCROSS MALLとの直接API連携に対応しており、設定手順をヘルプドキュメントで公開しています。

判断基準②:楽天「最強配送」・Yahoo!「優良配送」の維持に対応できるか

楽天市場の「最強配送」、Yahoo!ショッピングの「優良配送」ラベルは、検索上位表示に直結するため複数モール出店者にとって死活問題です。発送代行に切り替えた後もこれらのラベルを維持するには、365日稼働・15時締め切りで当日出荷できる体制が必要です。業者選定の際は出荷締め切り時刻と稼働日(年末年始・大型連休含む)を必ず確認してください。楽天での配送品質と発送代行の選び方は楽天市場の発送代行・RSL比較でも解説しています。

判断基準③:複数モール分の在庫を一か所の倉庫で管理できるか

楽天・Yahoo!・Amazonに同じ商品を出品しているケースでは、在庫を分散させず一か所の倉庫でまとめて管理するのが在庫効率の面で合理的です。発送代行業者の倉庫にすべての在庫を集約し、CROSS MALLとのAPI連携で各モールの在庫数をリアルタイム同期することで、チャネルをまたいだ最適な在庫運用が実現します。

判断基準④:料金体系が透明で初期・固定費が明確か

複数モール出店者は出荷件数が多くなりがちです。1件あたりの出荷費用の差が月単位で積み重なると大きな差額に膨らみます。また、繁忙期に出荷件数が急増しても固定費が変わらない完全従量課金制の業者を選べば、波動に強い料金設計を実現できます。

発送代行の主な費用項目と確認ポイント
費用項目 内容 複数モール出店者の確認ポイント
出荷作業費 1件出荷するたびに発生(梱包資材費込み) 配送サイズ別の単価を複数サイズで試算する
保管料 在庫量(体積)に応じて月額発生 繁忙期前の在庫増加時にコストが跳ね上がらないか確認
入庫費 商品を倉庫に搬入するたびに発生 仕入れ頻度・ロット数から月間の入庫費を試算する
初期費用・固定費 契約時の初期費用と毎月の基本料金 固定費ゼロの業者を選ぶと月商変動リスクを減らせる
流通加工費 チラシ同梱・シール貼り・ギフト包装など モール別の同梱物設定に柔軟に対応できるか確認

判断基準⑤:導入スピードと設定サポートが充実しているか

楽天スーパーSALEや年末ギフトシーズン前に発送代行へ切り替えたい場合、導入リードタイムは重要な選定基準になります。在庫移管・CROSS MALL連携設定・テスト出荷を含めると最低2〜4週間は必要です。最短7日で稼働開始できる業者を選ぶと、繁忙期への対応余裕が生まれます。

発送代行業者を選ぶ際の詳細なチェックリストは、発送代行の選び方【EC事業者向け実務ガイド】を参照してください。費用の全体試算については発送代行費用シミュレーション2026で件数別に計算できます。

活用事例:3モール運営の出荷を自動化し、月75時間を削減

楽天・Yahoo!・Amazonの3モールに出店し、CROSS MALLで受注を一元管理していた月商規模の雑貨EC事業者C社は、出荷だけは代表とアルバイト1名で手作業対応していました。月間出荷は約350件で、繁忙期にはピッキング・梱包・追跡番号入力に追われ、楽天スーパーSALE期間は出荷遅延でレビュー評価が下がる悪循環に陥っていたといいます。CROSS MALLとSTOCKCREWをAPI連携し、入金確認後に自動で「★SCシステム用★出荷待ち」フェーズへ移行する運用に切り替えた結果、出荷指示〜追跡番号返送が全自動化。出荷作業に費やしていた月約75時間がゼロになり、その時間を商品ページ改善と新規モール出店の準備に回せるようになりました。在庫はSTOCKCREWの倉庫に集約し、3モールの在庫数をリアルタイム同期することで売り越しもほぼ解消しています。

こうした出荷品質の安定は、レビュー評価だけでなく、再配達の削減を通じて社会全体のコスト低減にもつながります。

この約1割にのぼる再配達を労働力に換算すると、年間約6万人のドライバーの労働力に相当します。また、再配達のトラックから排出されるCO2の量は、年間でおよそ25.4万トン(令和2年度国交省試算)と推計されており、宅配便の再配達は地球環境に対しても負荷を与えています。

出典:国土交通省「宅配便の再配達削減に向けて」

よくある連携トラブルと対処法

CROSS MALLと発送代行のAPI連携で実際に起きやすいトラブルを4つ紹介します。事前に把握しておくことで、スムーズに運用を立ち上げられます。

トラブル①:フェーズ名の不一致で受注データが取り込まれない

最も多いのが、CROSS MALL上のフェーズ名と発送代行システムの設定で期待するフェーズ名が一致しないケースです。「★SCシステム用★出荷待ち」のように全角記号・スペースを含む文字列は、コピー&ペーストで入力することを推奨します。手入力では全角・半角の混在ミスが起きやすいためです。フェーズ名が正しく登録されていない場合、連携自体が始まらないため注意してください。

トラブル②:在庫連携の二重管理で在庫数がズレる

CROSS MALLの自動在庫更新機能と発送代行システムからの在庫同期が両方有効になっていると、在庫数が二重に減算されることがあります。発送代行との連携を開始するタイミングで、CROSS MALL側の自動在庫更新設定を確認し、在庫の「マスター」をどちらに置くかを明確に決めてください。

トラブル③:楽天の頒布会商品が在庫連携の対象外になる

楽天の頒布会(定期購入)商品はCROSS MALLとRMSの在庫減算の仕様が異なるため、在庫連携に適しません。頒布会商品を取り扱っている場合は、その商品の在庫連携を無効にした上で手動管理するか、別途発送代行担当者と運用方法を協議してください。

トラブル④:AmazonのASINに「リードタイム」が未設定のまま在庫が上書きされる

CROSS MALLからAmazonへ在庫情報を送信する際、リードタイムと商品の入荷予定日が未設定のままだと、Amazon上のデータが初期値で上書きされてしまう仕様があります。Amazon出品商品についてはCROSS MALLの商品設定でリードタイムを事前に入力しておくことが重要です。

発送代行の移行全体の手順については、発送代行への移行ガイドも参考にしてください。受注管理システムのAPI連携の仕組み全般については、API連携とCSV連携の違いで体系的に解説しています。

CROSS MALL×発送代行の導入コスト試算

発送代行への切り替えを検討する際に多くの事業者が気にする「自社出荷との損益比較」を、月間300件・60サイズ中心のモデルケースで試算します。

月300件出荷の自社発送 vs 発送代行コスト比較(60サイズ中心)
費用項目 自社発送(概算) STOCKCREW発送代行(概算)
梱包資材費(段ボール・テープ等) 約6,000〜12,000円 資材費込み(出荷費に含む)
配送料(法人割引なし) 約105,000〜150,000円 出荷費に含む(ボリューム割引適用済)
出荷作業の人件費(月300件×15分×時給1,500円) 約112,500円 0円(発送代行が担当)
発送代行基本料金(出荷作業費) 0円 約174,000円(580円×300件・60サイズおまかせ便)
保管料 自宅・事務所の一部(機会費用) 在庫体積に応じた変動費
合計(概算) 約223,500〜274,500円以上 約174,000円+保管料

月300件規模では、自社出荷の配送料・資材費・人件費の合計が発送代行費用を上回るケースが多くなります。さらに自社出荷には「出荷作業に費やした時間分だけ販促・商品開発・CRM施策に使えなくなる」という機会費用も発生します。複数モールを運営しながら売上を伸ばしたい場合は、出荷業務をアウトソーシングして時間を経営に使う判断が合理的です。

詳細な件数別シミュレーションは発送代行費用シミュレーション2026で計算できます。また、発送代行への切り替えを判断する具体的なタイミングについては、EC事業フェーズ別の発送代行戦略も参照してください。

まとめ

CROSS MALLと発送代行のAPI連携は、楽天・Yahoo!・Amazon・Shopifyなど複数チャネルの受注を一元管理しながら、出荷フローを完全自動化する最も効率的な構成です。設定のポイントはCROSS MALLのフェーズ名を正確に登録することと、在庫の「マスター」をどちらのシステムに置くかを事前に設計することの2点に集約されます。

業者選定では、CROSS MALLとのAPI連携実績・楽天最強配送への対応可否・365日当日出荷体制・透明な料金体系・導入スピードの5軸で評価することをお勧めします。

発送代行サービスの全体像については、発送代行完全ガイドをご覧ください。STOCKCREWの詳細なサービス内容・料金・導入の流れはSTOCKCREW完全ガイドで確認できます。

STOCKCREWはCROSS MALLとのAPI連携に対応しており、初期費用・月額固定費ゼロ・最短7日で稼働開始できます。楽天・Yahoo!・Amazon・Shopify・Qoo10など主要モールとカートに対応しており、365日15時締め切りで当日出荷を実現しています。

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2024年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、26.1兆円(前年24.8兆円、前々年22.7兆円、前年比5.1%増)に拡大しています。

出典:経済産業省「令和6年度 電子商取引に関する市場調査」(2025年8月26日)

CROSS MALLを提供する株式会社アイルは、様々なWMS(倉庫管理システム)との連携実績を持ち、APIを活用した自動連携にも対応。出荷指示CSVのカスタマイズも可能としている。

出典:CROSS MALL「EC物流・通販物流の課題を解決する物流企業様との連携」

よくある質問(FAQ)

Q. CROSS MALLだけで出荷まで自動化できますか?

できません。CROSS MALLは受注・在庫・商品の一元管理システムであり、梱包・出荷の実作業はEC事業者自身、または連携した発送代行会社が担います。出荷まで自動化したい場合は、CROSS MALLと発送代行会社のWMSをAPI連携し、受注取込み・追跡番号返送・在庫同期を自動化する構成が必要です。

Q. CROSS MALLと発送代行のAPI連携で何が自動化されますか?

主に3つのデータフローが自動化されます。①入金確認済みの受注データを発送代行システムへ自動取込み、②出荷完了後に追跡番号をCROSS MALLへ自動返送し各モールのステータスを「発送済み」に更新、③出荷のたびに在庫数を自動減算してCROSS MALLに反映、です。CSVのエクスポート・インポート作業が不要になります。

Q. API連携とCSV連携はどちらを選ぶべきですか?

月間出荷が200件を超えるならAPI連携を推奨します。設定後は受注取込み〜在庫同期が全自動になり、人手のミスや対応遅れが起きません。月100件未満の小規模や、API連携前の試験運用にはCSV連携も選択肢ですが、毎日のファイル操作が必要でミスのリスクが残ります。

Q. STOCKCREWとの連携設定で最も注意すべき点は何ですか?

CROSS MALL側の「フェーズ名」を完全一致で登録することです。「★SCシステム用★出荷待ち」などのフェーズ名は、★記号・全角/半角・スペースまで一字一句正確に入力する必要があります。名称が誤っていると受注データが発送代行システムに送られず、連携自体が始まりません。設定後は必ずテスト受注を1件流して確認してください。

Q. 発送代行に切り替えると自社出荷よりコストは下がりますか?

月300件規模(60サイズ中心)のモデルケースでは、自社出荷の配送料・梱包資材費・出荷人件費の合計が発送代行費用を上回るケースが多くなります。加えて、出荷作業に費やしていた時間を販促・商品開発・CRMに回せる機会価値も生まれます。正確な比較は配送サイズ・在庫量・出荷件数を当てはめた総額で試算してください。

この記事の監修者

重光翔太

重光翔太

株式会社KEYCREW 営業管掌取締役。ヤマト運輸にて本社営業部長を歴任し、物流業界で16年以上のキャリアを積む。法人営業・コスト最適化・業者比較選定を専門とし、累計1,500社以上のEC事業者への物流支援を手がけてきた。数百万件/日規模の出荷オペレーション管理や、6,000社が利用するフルフィルメントサービスの構築、温度帯コールドチェーンの大規模荷主向け事業設計など、業界でもトップクラスの実績を持つ。STOCKCREWでは営業戦略全体を統括し、「数字で語り、ROIで証明する」をモットーに、EC事業者の物流コスト最適化を推進している。

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Tags: # 発送代行 # Shopify # 楽天・RSL # CROSS MALL
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便種・梱包・サイズを選択し、出荷件数と平均点数を入力。最大10行まで追加できます。

便種
おまかせ便 - ヤマト・佐川の安い方を自動選択
ヤマト便 - すべてヤマト運輸で配送
梱包
ソフト梱包 - PE袋で出荷
ハード梱包 - 段ボール資材で出荷
ケース出荷 - 商品箱そのまま出荷
サイズ
ネコポス - 緩衝材付き袋(A4・厚さ3cm以内)
チラシ同梱(8円/点)
納品書同梱(20円/件)
配送切替手数料(100円/件)
出荷キャンセル手数料(300円/件)
追加ピッキング(30円/点 × 2点目〜) ¥0
配送料 合計(税抜) ¥0

料金表・備考など、詳しくはこちらをご覧ください。

保管料シミュレーション

1 STOCK = 1,000cm³(10cm角)= 20円/月。
1,000 STOCK毎に1円ずつ割引(最大75%OFF・最安5円/STOCK)。最大5 SKUまで入力可。

合計STOCK数 — STOCK
STOCK単価 20円
ボリューム割引 —
保管料 合計(税抜/月) ¥0

入庫料シミュレーション

商品入庫時に発生する基本料金です。入庫登録処理・外装検品作業を含みます(チラシ・梱包資材は対象外)。

入庫料
入庫点数
× 10円/点
員数検品(10円/点)
混載仕分け(8円/点)
シール貼付
入庫料 合計(税抜) ¥0
モジュールを追加

必要に応じて追加料金を見積もりに含められます。

Monthly Cost Estimate
配送料(税抜/月)¥0
保管料(税抜/月)¥0
入庫料(税抜)¥0
越境EC配送料¥0
ピッキング手数料¥0
BtoB配送料¥0
FBA専用便¥0
流通加工オプション¥0
入荷時付帯¥0
コンテナ関連¥0
在庫関連オプション¥0

合計(税抜/月)¥0
※ 実際の請求額は利用状況により変動します。
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月額の概算 ¥0(税抜)〜
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